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写真で見る ランドローバー「ディフェンダー 110」(日本初公開)
2020年6月18日 07:55
ランドローバー(ジャガー・ランドローバー・ジャパン)は、新型4×4モデル「ディフェンダー」の5ドア ロングホイールベースモデル「ディフェンダー 110(ワンテン)」を日本初公開した。
ディフェンダーは70年を超える歴史を持つランドローバーの象徴的モデル。新型ディフェンダーは2019年9月のフランクフルトモーターショー 2019で世界初公開され、4月9日から日本での正式受注がスタートしている。
新しいディフェンダーでは従来採用していたラダーフレーム構造から、極限環境向けに新開発された軽量アルミニウムモノコック構造「D7x」アーキテクチャーに変更。従来比で3倍のねじり剛性を確保した“ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造”を手に入れたことに加え、軽量化も実現している。
パワートレーンでは最高出力221kW(300PS)/5500rpm、最大トルク400Nm/1500-4000rpmを発生する直列4気筒2.0リッター“INGENIUM”ガソリンエンジンを搭載。駆動方式はフルタイム4WDとなり、路面状況に応じてサスペンション、トランスミッション、トラクションコントロールなどの設定を自動制御する「テレイン・レスポンス2」も採用する。
ボディバリエーションは5ドアのディフェンダー 110のほか、3ドアのショートホイールベースモデル「ディフェンダー 90(ナインティ)」の2種類が設定され、ディフェンダー 110の価格は589万円~820万円、ディフェンダー 90の価格は499万円~739万円。
また、170種類という豊富なアクセサリーがラインアップされ、“ランドローバー史上最も多様なパーソナライゼーションが可能”とされている。数多いアクセサリーで購入者が混乱してしまわないよう、特徴ごとに厳選した4種類のアクセサリーパックも用意されており、今回の日本初公開では「エクスプローラーパック」を装着したディフェンダー 110 SEと、「アドベンチャーパック」を装着したディフェンダー 110の2台が車両展示された。
ディフェンダー 110 SE エクスプローラーパック装着車
「常識を打ち破り、未踏の地を走破する」がテーマのエクスプローラーパックを装着した車両。
最大積載重量132kgを誇る「エクスペディションルーフラック」、車両の後方側面に設置して、濡れたり汚れたりした荷物を収納できるロック可能な「エクステリアサイドマウントギアキャリア」などによって積載性を高め、エンジンの吸気位置をルーフ側に変更して砂やゴミなどがある路面でも不純物の少ない空気をエンジンに取り込める「レイズドエアインテーク」、高強度の複合素材でオフロード走行時にボディを保護する「ホイールアーチプロテクション」、泥はねを抑えてボディを傷や汚れから守る「フロント&リアクラシックマッドフラップ」などでオフロード走行をアシスト。
また、ボンネット上をスタイリッシュに演出する「ボンネットデカール(マットブラック)」や「スペアホイールカバー」などを主なアクセサリーとして装着している。
ディフェンダー 110 アドベンチャーパック装着車
「ありふれた道を離れ、いつもと違う世界を体感しましょう」がテーマのアドベンチャーパックを装着した車両。
エクスプローラーパックでも採用されているエクステリアサイドマウントギアキャリアとスペアホイールカバーを装着するほか、泥はねを抑えてボディを傷や汚れから守る「フロント&リアマッドフラップ」を採用。
タイヤの空気圧調整やエアベッド、ボールなどを膨らませることができるラゲッジスペース設置型の「インテグレーテッドエアコンプレッサー」、水道かハンドポンプを使って加圧して泥汚れなどを洗い流せる「ポータブルシャワーシステム」、リアシート中央部に固定してよく使うアイテムを手元に収納できる「シートバックパック」、荷物の積み下ろしやオフロード走行でバンパーが傷つかないよう保護する「ブライトリアスカッフプレート」など、アウトドアレジャーをサポートする装備を主なアクセサリーとして装着した。