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パイオニア、エグゼクティブアドバイザーにDNX Venturesの倉林氏を起用
SaaSに適した組織への変革、サービス事業拡大を加速させるのが狙い
2020年10月29日 17:42
- 2020年10月29日 発表
パイオニアは10月29日、エグゼクティブアドバイザーとして、米国シリコンバレーと東京に拠点をおくベンチャーキャピタル「DNX Ventures」の Managing Partner&Head of Japanを務める倉林陽氏を迎えたと発表した。
倉林氏が持つBtoB・SaaS(Software as a Service=サービスとしてのソフトウェア)ビジネスにおけるベンチャーキャピタリストとしての豊富な経験と幅広い見識により、SaaSに適した組織への変革、サービス事業の拡大を加速させるのが狙い。
倉林氏は、富士通および三井物産にて日米でのベンチャーキャピタル業務を担当後、Globespan Capital Partnersおよび、Salesforce Venturesの日本代表を歴任。2015年3月よりDNX Ventures(旧:Draper Nexus Ventures)に参画し、Managing Partnerに就任。同志社大学博士(学術)、ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA修了。著書に「コーポレートベンチャーキャピタルの実務」(中央経済社)がある。
DNX Ventures Managing Partner&Head of Japan 倉林陽氏コメント
日本を代表する伝統的な製造業であるパイオニアのエグゼクティブアドバイザーとなることを大変光栄に思っています。高い技術力を誇るハードウェアにソフトウェアを融合して生み出される新しい事業の可能性について非常に魅力的に感じています。ソフトウェア業界に20年以上身をおき、多くのSaaSのスタートアップに投資をしてきた経験で、パイオニアの変革をサポートしてまいります。
パイオニア代表取締役 兼 社長執行役員 矢原史朗氏コメント
この度、BtoB・SaaSにおけるベンチャーキャピタリストの第一人者である倉林氏をエグゼクティブアドバイザーに迎えることができ、大変嬉しく、心強く感じています。
倉林氏の参画により、弊社は製造業で培った強みを活かしながらサービスカンパニーへのトランスフォーメーションを加速していきます。