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ホンダ、「オデッセイ」マイナーチェンジ 価格は349万円5000円から

2020年11月6日 発売

349万5000円~458万円

「オデッセイ」をマイナーチェンジ

 本田技研工業は、上級ミニバン「オデッセイ」をマイナーチェンジして11月6日に発売する。価格は349万5000円~458万円。

 オデッセイはホンダ独自の超低床プラットフォームによる3列のゆとりある空間と風格のあるスタイリングや、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」による優れた燃費性能と、上質で力強い走行性能を兼ね備えたモデル。

ガソリン車
モデルエンジン変速機駆動方式乗車定員価格
アブソルート直列4気筒DOHC 2.4リッターCVT2WD(FF)8人3,495,000円
4WD3,715,000円
2WD(FF)7人3,583,000円
アブソルート EX3,815,000円
4WD8人3,929,400円
e:HEV
モデルエンジン変速機駆動方式乗車定員価格
e:HEV アブソルート直列4気筒DOHC 2.0リッター+2モーターハイブリッド電気式無段階変速2WD(FF)8人4,198,000円
7人4,286,000円
e:HEV アブソルート EX4,580,000円
リフトアップシート車
モデルエンジン変速機駆動方式乗車定員価格(非課税)
アブソルート サイドリフトアップシート車直列4気筒DOHC 2.4リッターCVT2WD(FF)7人3,634,000円
アブソルート 助手席リフトアップシート車8人3,582,000円
4WD3,782,000円
e:HEV アブソルート EX
e:HEV アブソルート(7人乗り)
アブソルート EX(FF)
アブソルート(FF/7人乗り)
本革シート&インテリア
スライドドア開口寸法(ガソリン車/FF)
テールゲート開口寸法(ガソリン車/FF)
最小回転半径は5.4m
3つのドライブモードを設定
EVスイッチ
リアルタイムAWD

 今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを大幅刷新。風格あるスタイリングはそのままに、厚みのあるフードと押し出し感のある大型グリルに変更し、薄型のヘッドライトを採用することで、より力強さを感じるフロントフェイスとした。また、リアにはソリッドで立体的に交差するデザインのリアコンビランプを採用し、メッキ加飾を施すことでよりワイドでシャープなフォルムが際立つデザインとした。さらに、前後のウインカーには車両の内側から外側に向かって流れるように点灯するシーケンシャルターンシグナルランプを標準装備して、先進的なイメージと優れた被視認性を両立した。

エクステリアデザインを大幅刷新
LEDヘッドライト
LEDフォグランプ
シーケンシャルターンシグナルランプ

 ボディカラーは新色の「オブシダンブルー・パール」のほか、「プラチナホワイト・パール」「スーパープラチナ・メタリック」「プレミアムスパークルブラック・パール」「プレミアムヴィーナスブラック・パール」の全5色を設定する。

新色のオブシダンブルー・パール
プラチナホワイト・パール
スーパープラチナ・メタリック
プレミアムスパークルブラック・パール
プレミアムヴィーナスブラック・パール

 インテリアデザインは、上質な質感の加飾パネルを視界に入りやすい上部に、触り心地のよいソフトパッドを手の触れやすい位置に配置するなど、インストルメントパネルのデザインを変更。コンビメーターパネルは高精細フルカラー液晶パネルを従来の3.5インチから7インチへと大型化し、アナログスピードメーターと組み合わせた。そのほかにも、運転席側に収納式のドリンクホルダーを追加。リッド付きのインパネアッパーボックスを新設定するなど、収納の使い勝手を向上した。

インテリアデザインも変更
7人乗り/2列目プレミアムクレードルシート(6名乗車モード)
7人乗り/2列目プレミアムクレードルシート(4名乗車+ロングスライドモード)
7人乗り/2列目プレミアムクレードルシート(2名乗車+最大ラゲッジモード)
8人乗り/2列目6:4分割スライドシート(6名乗車モード)
8人乗り/2列目6:4分割スライドシート(5名乗車モード)
8人乗り/2列目6:4分割スライドシート(2名乗車+最大ラゲッジモード)
超低床プラットフォームによるゆとりある空間を実現
クレードルシート
クレードルシート作動イメージ
3列目シート
運転席8ウェイパワーシート
助手席4ウェイパワーシート
FABTECT(撥水撥油シート)
3列目床下格納シート
7インチ高精細フルカラー液晶パネル
10インチプレミアムインターナビ(VXU-217DYi)
トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー
インパネアッパーボックス
収納式ドリンクホルダー(運転席側)
センターコンソールボックス
LEDアウターウエルカムライト
2列目LEDアンビエントランプ
100V AC電源

 新機能として、パワースライドドアにあるセンサー部分の流れる光に手をかざしてジェスチャー操作を行なうことで、車両に触れずにパワースライドドアの開閉ができる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を日本初採用。さらに、あらかじめ施錠操作をすることでパワースライドドアが閉まるのを待たずにドアクローズ後に自動で施錠できる予約ロック機能をホンダとして初めて標準装備した。

ジェスチャーコントロール・パワースライドドアの使用イメージ

 加えて、リアバンパーの下に足先を出し入れするだけでテールゲートを開閉できるハンズフリーアクセスパワーテールゲートをEXタイプに装備。開閉途中のテールゲートの保持や開く高さの設定変更もスイッチ操作により可能となるほか、さまざまなキックモーションに対応できるように感知センサーの検知条件などを見直して使い勝手を向上した。

ハンズフリーアクセスパワーテールゲート使用イメージ
予約ロック使用イメージ
予約ロックパワーテールゲート開閉使用イメージ

 そのほかにも、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」に、後方誤発進抑制機能を追加。後方に障害物があるにもかかわらずアクセルペダルを踏み込んだ場合、パワーシステムを抑制することで急発進を防止する。

後方誤発進抑制機能の作動イメージ

 なお、簡単なリモコン操作でシートが車外の低い位置まで加工し、乗車と降車をサポートするサイドリフトアップシート/助手席リフトアップシートを「アブソルート」に新設定した。

アブソルート サイドリフトアップシート車
アブソルート 助手席リフトアップシート車