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ホンダ、アメリカ現地法人の4輪生産機能と開発機能を一法人に統合

2020年11月6日(現地時間) 発表

米国4輪組織

 本田技研工業の米国法人 アメリカン・ホンダ・モーター・カンパニー(American Honda Motor Co.,Inc)は11月6日(現地時間)、アメリカの4輪生産関連法人と4輪開発機能を統合して、2021年4月1日付でホンダ・デベロップメント・アンド・マニュファクチュアリング・オブ・アメリカ(Honda Development & Manufacturing of America, LLC 本社オハイオ 以下、HDMA)を設立すると発表した。

 これにより、開発から生産まで一貫した効率のよいオペレーションを通じて、北米でのものづくりを進化。日本の「営業(S)・生産(E)・開発(D)・購買(B)」の一体運営化と呼応した変更を行なうことで、グローバルでの4輪事業の効率化を進めていくとしている。

 また、2輪分野においても同様に一体運営化を進めていき、サウスカロライナ州でATVやサイドバイサイドなどパワー・スポーツ・プロダクツ(PSP)製品の生産を受け持つホンダ・オブ・サウスカロライナ・マニュファクチュアリング(Honda of South Carolina Mfg.)とホンダ・アール・アンド・ディ・アメリカズ(HRA)のパワー・スポーツ・プロダクツ開発機能をアメリカン・ホンダ・モーター・カンパニー(AH)のパワー・スポーツ・プロダクツ(PSP)部門へ統合して、パワー・スポーツ・プロダクツ(PSP)事業の営業・生産・開発・購買(SEDB)一体運営化を推進していく。

 これらの組織変更により営業・生産・開発・購買(SEDB)の全ての領域で一体的運営を進化させ、激変する市場環境を見据えてユーザーと市場のニーズにより早く対応できる体質を北米でも強化していくとしている。