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部隊総数約1300名が参加した「警視庁機動隊観閲式」
東京2020オリンピック・パラリンピックの警備に向けて、斉藤実警視総監が訓示
2020年11月13日 00:00
- 2020年11月12日 開催
警視庁は11月12日、明治神宮外苑絵画館前において「警視庁機動隊観閲式」を実施、観閲式では部隊総数約1300名が参加して分列行進などが実施された。
観閲式では、新型コロナウイルス感染症の状況がどのようになっていくか先行き不透明な中、来年に開催を控える東京2020オリンピック・パラリンピック大会の警備に向けて、斉藤実警視総監が訓示を述べた。
また、分列行進には、一般警備部隊、援助隊、特殊技能部隊、警備犬部隊、車両部隊、多角的運用部隊が参加、車両73台や警備犬6頭などが公開された。
観閲式の中で、斉藤警視総監は「延期となりました東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで残すところ8か月となりました。世界中の人々が待ち望むこの平和の祭典は、人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証として行なわれるものであり、われわれは日本警察の総力を上げて、この大会の安全かつ円滑な開催の助けをしなければなりません。そしてその中核を担うのは警視庁機動隊であります」と述べた。
加えて、斉藤警視総監は「東京2020大会の警備は、令和の祭典の祝祭ムードを損なうことなく、その安全を確保しなければならない極めて困難なものでありますが、本日の観閲式でみせた正々堂々の陣容をもってすれば、必ずやこの重要かつ困難な未曾有のミッションを完遂してくれるものと確信している」などと話した。