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アウディが耐久レース復帰へ ACOとIMSAの新カテゴリー「LMDh」に参入

2020年11月30日(現地時間) 発表

写真は2016年のル・マン24時間レース

 アウディが、フランスのACO(Automobile Club de l'Ouest)と米国のIMSA(International Motor Sports Association)によって発表された新しいカテゴリー「LMDh」に参入することが11月30日(現地時間)、ACOとWECの公式Webサイトで明らかにされた。

 LMDhは、2022年に導入を目指してACOとIMSAが発表した新しいカテゴリーで、LMDhのマシンでWEC(FIA世界耐久選手権)とIMSAの両方のレースに参加することができるとしている。

 具体的な参入のスケジュールについては明らかにされていないが、ACO、WECの公式Webサイトでは、アウディのLMDh参入が実現すると伝統の耐久レース ル・マン24時間レースにアウディが復帰することになると伝えている。

ACOとIMSAによって発表された新しいカテゴリー「LMDh」

 アウディスポーツGmbHのマネージングディレクター ジュリアス・シーバッハ氏は、「われわれは、ハイライトレースであるデイトナ24時間とルマン24時間で、新しいスポーツプロトタイプカテゴリー『LMDh』に参入する準備を行なっている。ファンにとって最も重要なメッセージは、モータースポーツがアウディで引き続き重要な役割を果たすということです」とコメントしている。