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スバルとKDDIがパートナーシップ 通信サービスで連携してコネクティッドサービス強化

通信回線を利用したリコール情報のお知らせ機能、故障診断アラートの機能なども今後提供予定

2020年12月8日 発表

スバルとKDDIの連携イメージ

 スバルとKDDIは12月8日、通信を活用した安心・安全なクルマづくりのためのパートナーシップを構築したと発表した。新型「レヴォーグ」を皮切りに、スバルの安全技術とKDDIの通信サービスを連携させ、先進事故自動通報(ヘルプネット)やSOSコールなどの「つながる安全」を実現するコネクティッドサービスの展開を推進していくとのこと。

 今回、両者のパートナーシップによって実現した「つながる安全」は、クルマとコールセンターが24時間365日つながるヘルプネットやSOSコールなどの機能により、万が一の事故やトラブルが発生した際の安全の確保や早期救命に貢献するとともに、通信回線を利用したリコール情報のお知らせ機能や故障診断アラートの機能なども今後提供していくという。

 今回の取り組みにあたり、スバルの常務執行役員 国内営業本部長 佐藤洋一氏は「新型レヴォーグを皮切りに2022年までに日本を含む主要市場において8割以上の新車をコネクティッドカーへ切り替え、中期経営ビジョン(STEP)で目的として掲げている2030年死亡交通事故ゼロの実現を目指します」とコメント。

 また、KDDIの取締役執行役員専務 ソリューション事業本部長 森敬一氏は「KDDIは『グローバル通信プラットフォーム』の提供を通して、コネクティッドカー領域において世界中のドライバーの安心・安全・快適なカーライフに寄与してきました。スバルとのパートナーシップ構築により、『乗る人すべての安心と愉しさ』を目指すスバルのコネクティッドサービスの発展に貢献していきます」と述べている。

新型レヴォーグ