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国交省、図柄入り「新全国版プレート」のデザイン案を募集へ
東京2020大会特別仕様ナンバー後継として2022年4月ごろ導入へ
2020年12月24日 00:00
- 2020年12月18日 開催
国土交通省は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートに続いて、2022年4月ごろに導入を計画している新たな全国版図柄入りナンバープレート(以下「新全国版プレート」)について、2021年2月より開始予定のデザイン案募集要項案を明らかにした。
同省Webサイトでは、12月18日に開催された第4回「新たな図柄入りナンバープレートの導入に関する検討会」の資料を公開して、新たな全国版図柄入りナンバーのデザイン案募集や、ナンバーの図柄デザイン制作に関するガイドラインについての検討事項を明らかにした。
公開された資料によると、これまでの東京2020オリパラ特別仕様ナンバーでは、寄付なしで選択可能なデザインについては、大会エンブレムのみが描かれたデザインを選べることになっていたが、新全国版プレートについては、地方版図柄入りナンバープレートと同様に、同一の図柄でモノトーンカラーとなるデザインを選べることにしたいとの考えが示された。
また、事業用、軽自動車の区分方法については、事業用自動車の緑枠、軽自動車の黄枠について、プレートフレームの装着により判別が困難となるとの意見を踏まえて、新全国版プレートにおいては、左上に塗色を追加することにより区分することとしたいとの考えも示された。
今後、2021年2月1日~3月30日の期間、新たなデザイン案を募集する計画となっていて、新全国版プレートのデザイン案の募集においては、若い方たちの活力により日本を元気にしていくという想いを込め、応募資格に30歳未満という年齢制限を設けるという。
新全国版プレート導入スケジュールとしては、2021年11月末に交付を終了する東京2020大会特別仕様ナンバー後継として、2022年4月ごろの交付開始を目指す。