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国交省、地方版図柄入りナンバープレートで全国41地域のデザイン決定。くまモンやカープ坊やも登場

2018年10月ごろ交付開始

2018年5月22日 発表

広島東洋カープをデザインにとり入れた福山ナンバー

 国土交通省は5月22日、2018年10月ごろより全国41地域で交付を開始する地方版図柄入りナンバープレートの具体的デザインを決定して公開した。広島東洋カープやくまモン、桜島など、地域の風景や観光資源を図柄にしたものが並んだ。

 この取り組みは、“走る広告塔”としてのナンバープレートの機能に着目して、2017年にラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックの特別仕様ナンバープレートを交付したことに続くもの。

 フルカラーの図柄入りナンバープレートについては寄付金(1000円以上)をユーザーに負担してもらい、導入地域における交通改善、観光振興などに資する取り組みを支援する。

東北(盛岡、岩手、平泉、仙台、山形、庄内)
関東(土浦、つくば、前橋、越谷、成田、柏)
関東(世田谷、杉並、富士山)、北陸信越(新潟、長岡、富山)
北陸信越(金沢、石川)、中部(福井、富士山、豊田、春日井)
近畿(滋賀、京都、奈良)、中国(鳥取、福山、下関)
中国(山口)、四国(徳島、香川、愛媛、高知)、九州(長崎)
九州(佐世保、熊本、大分、宮崎、鹿児島)
10月ごろより図柄入りナンバープレート導入予定の41地域

 軽自動車のナンバープレートについては、登録車と軽自動車との区分を明確化すべく、軽自動車の図柄入りナンバープレートには「黄色」の縁取りが施される。

登録自動車(自家用)、登録自動車(事業用)、軽自動車(自家用)などナンバープレートの種類

 今後の取り組みとして、地方版図柄入りナンバープレートの交付開始に伴い、新たな地域名表示を導入してほしいとの要望が高まっていることを踏まえて、新たに全国17地域を追加する(2020年度交付開始を予定)ことが決定した。