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国交省、車検切れ車両対策で「ナンバー自動読取装置」を9月より運用開始

2018年9月12日 発表

写真は国土交通省が2017年に公開した可搬式のナンバー自動読取装置

 国土交通省は9月12日、車検切れ車両の対策強化のため、9月より全国で行なう街頭検査に可搬式の「ナンバー自動読取装置」を導入すると発表した。公道を走行する車検切れ車両を把握して、当該車両のドライバーに直接指導・警告する。

 同省では、2017年度より街頭検査において可搬式の「ナンバー自動読取装置」を試行的に導入し、公道を走行する車検切れ車両のドライバーに対して直接指導・警告する対策を行なってきた。

 全国5か所(北海道、沖縄、長崎、茨城、兵庫)における街頭検査に試行導入した実績では、読取台数計3696台のうち捕捉台数は7台となり、ドライバーに対して警告書を交付した。

 同省は、2017年度の試行導入の結果を踏まえて、2018年度から全国で行なう街頭検査に「ナンバー自動読取装置」の導入を決定、9月より運用が開始される。

写真は国土交通省が2017年に公開した可搬式ナンバー自動読取装置のデモ
街頭検査のイメージ