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パナソニック、東南アジア4か国5都市5500台のGrabCar Premium車両に「ナノイー X」発生機を搭載
快適な移動空間を提供
2021年1月15日 18:30
- 2021年1月15日 発表
パナソニックは1月15日、東南アジアで配車や宅配、決済などさまざまなサービスを統合したSuperApp(スーパーアプリ)を運営するGrab Holdingsと共同で、
4か国5都市で稼働しているGrabCar Premium車両5500台に「ナノイー X」発生機を搭載させるために、1月~3月末にかけて提供すると発表した。これにより、クアラルンプール(マレーシア)、シンガポール、ホーチミン・ハノイ(ベトナム)、ジャカルタ(インドネシア)でGrabCar Premiumを利用する人および乗員に、ナノイー Xを用いた清潔で快適な移動空間を提供していく。
今回GrabCar Premium車両に搭載されるナノイー X発生機は、USB端子からの電源供給で稼働し、クルマのカップホルダーに収まるコンパクトサイズのもの。いつでも気軽にナノイー Xを発生させて、車室内の空気を清潔にできる。
近年、世界的に空気質に対する関心が高まっており、同社は東南アジアを中心に「QUALITY AIR FOR LIFE」というスローガンを展開し、温度、湿度、換気、気流などを制御した空気質ソリューションを通じて、住宅や店舗、オフィスなど空間に合わせた良質な空気環境を提供。その核が、独自のクリーンテクノロジーである弱酸性イオン「ナノイー」技術となる。
ナノイーは、空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオンで、さまざまな物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)を含有。このOHラジカルの生成を従来比10倍(ナノイー4800億個/秒と、ナノイー X4兆8000億個/秒との比較。ESR法による測定)に高めたものがナノイー Xで、脱臭(約23m 3 の空間において、約12分後の効果)や菌(約25m 3 の試験室空間において、約4時間後の効果)・アレル物質の抑制(約23m 3 の試験室空間において、約24時間後の効果)など多様な効果があることから、空気清浄機、エアコン、洗濯機、冷蔵庫といった家電製品に加え、自動車や電車、業務用空調機器などにも搭載されている。
パナソニックは、今後も家電分野、車載分野、住宅関連分野など、くらしや社会のさまざまな空間において「QUALITY AIR FOR LIFE」の実現を追求し、健やかなくらしを届けていくとしている。