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新型「ハリアー」にパナソニックの車載用「ナノイーX」発生装置を初搭載
付着したタバコ臭、浮遊した菌、アレル物質に抑制効果
2020年6月19日 16:48
- 2020年6月19日 発表
パナソニックは6月19日、トヨタ自動車が発売した新型「ハリアー」に「ナノイーX」発生装置が採用されたと発表した。車載用ナノイーX発生装置の市販車への搭載は初めてとしている。
「ナノイー」は、空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオンで、さまざまな物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)を含むという。このOHラジカルの生成を従来比10倍に高めたのがナノイーXとなり、約6畳(約23m 3 )の空間(実使用環境での実証実験ではない)において約12分後に「付着したタバコ臭」、約4時間後に「浮遊した菌」、約24時間後に「アレル物質」の抑制効果があるとして、空気清浄機、エアコン、洗濯機、冷蔵庫などに展開されている。
パナソニックでは、2007年から車載用ナノイー発生装置を販売しており、トヨタでは2011年に「カムリ」へ搭載されて以降、レクサスをはじめ数多くの車種に搭載されてきた。
今回、市販車初搭載となる車載用ナノイーX発生装置は、新型ハリアーのSグレードを除くガソリン車とハイブリッド車のG、G“Leather Package”、Z、Z“Leather Package”全モデルに採用された。