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GM、キャデラックの新型セダン「CT5」 価格は560万円から

2WDモデルの「プラチナム」と4WDモデルの「スポーツ」をラインアップ

2021年1月16日 発売

プラチナム:560万円

スポーツ:620万円

 ゼネラルモーターズ・ジャパンは、キャデラックブランドの最新ラグジュアリーセダン「CT5」を1月16日から販売開始する。価格は「CT5 プラチナム」が560万円、「CT5 スポーツ」が620万円。デリバリー開始は2021年3月を予定している。

 CT5はファストバックスタイルを採用するラグジュアリーセダン。モデルラインアップは、内外装デザインと装備の異なるラグジュアリー系の「プラチナム」と、スポーツ系「スポーツ」の2モデルを設定する。

 CT5のボディサイズは、4925×1895×1445mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2935mm。パワートレーンは、最高出力177kW(240PS)/5000rpm、最大トルク350Nm(35.6kgfm)/1500-4000rpmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッターターボエンジンを搭載して、トランスミッションは10速ATを採用。駆動方式は「プラチナム」が2WD(FR)、「スポーツ」が4WDとなる。

ボディサイズは4925×1895×1445mm(全長×全幅×全高)

 搭載されるエンジンは、直噴システム、アクティブ・サーマル・マネジメント、オートスタート/ストップ機能に加え、低回転域でターボラグを抑え、NAエンジンに匹敵するスロットルレスポンスを提供するツインスクロールターボや、低負荷時に2気筒を休止し燃費効率とパフォーマンスを最大化する気筒休止システムを採用。10速ATと組み合わせたことで、スピーディかつ正確なギヤチェンジが可能となり、滑らかで切れ目のないレスポンスを楽しめるとしている。

最高出力177kW(240PS)/5000rpm、最大トルク350Nm(35.6kgfm)/1500-4000rpmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッターターボエンジンを搭載

 安全装備では、車両の各部にレーダーやカメラ、超音波センサーを搭載。エマージェンシーブレーキシステム(フロントオートマチックブレーキ/フロント歩行者対応ブレーキ)や、前方車両をモニターし、加速・減速・完全停止までを自動で行なうアダプティブクルーズコントロール、さらにサイドブラインドゾーンアラート、リア歩行者検知など20以上の最新安全装備を搭載。セグメントで最も充実した標準安全装備を採用したという。

 また、より快適な走行を実現するZF MVSパッシブダンパーに加え、滑りやすい路面でも安定した走りを実現するインテリジェントAWDを装備。ドライビングシーンに合わせて最適なドライブモード(ツアー、スポーツ、スノー/アイス、Myモード)を標準装備して、シフトスケジュール、ステアリング&ブレーキフィール、前後トルク配分、排気サウンドのカスタマイズが可能。

 インテリアでは、視認性に優れた高解像度10インチタッチスクリーンを装備して、ロータリーコントローラー、スクロール、ハードボタンを組み合わせたインターフェースを採用。カーナビゲーションは、GMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」が標準装備される。

 そのほか、ベンチレーション、シートヒーター、マッサージなどの快適装備に加えて、音源の制御とアクティブノイズキャンセレーション技術で静粛性と心地よいサウンドを実現。イオン発生除菌機能付エアコンディショナーを搭載して、エアイオナイザーにより負に帯電した水酸化物質(O2H)を発生させ、ACダクトを介して空気中に放出することにより、特定の空気中の汚染物質を削減。エアクオリティセンサーが大気汚染を感知するとインレットを閉じて車内へのエア流入を遮断するという。