ニュース
ホンダ、新型「Dio110」フルモデルチェンジで低燃費と使い勝手を向上
新設計のエンジンとフレームを採用
2021年1月29日 14:48
- 2021年2月25日 発売
- 24万2000円~24万5300円
本田技研工業は、軽快な走りと扱いやすい出力特性を兼ね備えた原付二種スクーター「Dio110」をフルモデルチェンジして2月25日に発売する。ボディカラーは4色の設定で、価格は24万2000円~24万5300円。
新型Dio110に搭載される新設計の空冷4ストローク単気筒OHC 109ccエンジン「eSP」は、圧縮比を高めたコンパクトな燃焼室とし、エンジンをロングストローク化することで燃費性能をより高めるなど、力強い走りと環境性能を高次元で両立。
また、新設計フレーム「eSAF」は、プレス材に高張力鋼板を使用し、レーザー溶接などの最新技術を採用することで、高剛性かつ軽量なフレームとした。さらに、「Honda SMART Keyシステム」や、低燃費運転をサポートするECOインジケーターを採用するなど、使い勝手を高める装備をより充実させている。
Dio110の主な特徴
新設計のエンジンeSP
燃焼効率をより向上させた新設計エンジンのeSPを搭載。燃焼室をコンパクト化し圧縮比を高め、内径×行程を変更することでロングストローク化。低・中回転域の出力およびトルクを向上させ、軽快で力強い走りを実現。最高出力は8.7PS/7500rpm、最大トルクは9.0Nm/5750rpmを発生。また、駆動系にはエンジンからの動力をより効率的に後輪に伝達するため、ダブルコグベルトを採用することで低燃費化に貢献。
最新技術を採用し、高剛性・軽量化を実現した新設計フレームeSAF
フレームは高張力鋼板(ハイテン材)を使用し、高剛性かつ軽量化した新設計フレームeSAFを採用。従来の鋼管フレームから加工精度の高いプレス成型とし、成型した骨格をレーザーで溶接。また、プレス成型の利点を活かし、縦方向からの外力に強いフレームとすることで、サスペンションが路面から受ける衝撃の吸収力をより高めるなど、軽量化と相まって、快適で軽快な走行を実現した。
充実した魅力的な装備
新たに採用したHonda SMART Keyシステムは、スマートキー自体を取り出すことなく、メインスイッチノブの解施錠が可能になった。また、今回フタ付きのフロントインナーボックスを新たに採用するとともに、メーターには低燃費走行をサポートするECOインジケーターや走行距離などを表示する液晶ディスプレイをアナログメーター内に採用。使い勝手をより向上させた。