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ホンダ、次期「CB」を示唆する「CB-F コンセプト」詳細情報を公開。直列4気筒998ccエンジン搭載

熊本、鈴鹿、もてぎで開催予定のCBオーナーズミーティングで展示予定

2020年4月3日 公開

CB-F コンセプト

 本田技研工業は、世界初公開の2輪車コンセプトモデル「CB-F コンセプト」に関する詳細な情報を、同社Webサイトで開催している「バーチャルモーターサイクルショー」で公開した。

 公開された動画では、CB-F コンセプトに採用されているマフラーやホイール、ブレーキなどの各パーツを確認することができる。写真で見る印象より実際に走行できそうなモデルに仕上がっている印象だ。

 CB-F コンセプトは、CBシリーズ60年の歴史の中で北米などのレースシーンでも活躍した日本発のグローバルモデル「CB750F」(輸出モデル:CB900F)に敬意を込めて、デザインモチーフを踏襲しながら最新の技術で仕上げたモデル。

 水冷4ストロークの直列4気筒DOHC4バルブ 998ccエンジンを搭載して、フレームに軽量な高張力鋼のモノバックボーンを採用。足まわりではフロントに倒立フォーク、リアにアルミ製の軽量片持ちスイングアームのプロアームを採用する。

 このCB-F コンセプトについて、ホンダモーターサイクルジャパン 代表取締役社長 加藤千明氏は「CBは、懐が深く、お客さまを選ばない『真に世界一と呼ばれるロードマシン』を目指してきたモデルです。その歴史の中で、CBの盤石化に寄与した、日本発のグローバルモデルとして時代を創造したCB750Fに敬意を込めオマージュし、最新の技術で仕上げたチャレンジングなモデルです」と紹介。HSR九州、鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎで開催予定の「CBオーナーズミーティング」でCB-F コンセプトを展示予定であることを明らかにした。

CB-F コンセプトのリアビュー

CB-F コンセプト

・ボディサイズ:2120×790×1070mm(全長×全幅×全高)
・エンジン種類:水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列4気筒
・総排気量:998cc
・トランスミッション:6速

CB-F コンセプトは「CB750F」(輸出モデル:CB900F)のデザインモチーフを踏襲

 なお、ホンダのWebサイトで開催されているバーチャルモーターサイクルショーでは、このCB-F コンセプトの詳細のほかにも、プレスカンファレンス情報の全文、日本最大級のバイクレンタルサービスとなる「HondaGO BIKE RENTAL」についての特別インタビューなどを紹介。また、新発売された「Rebel 250 S Edition」と「CBR1000RR-R FIREBLADE」、6月26日発売の「CT125・ハンターカブ」といった注目の3車種に跨ってみた動画などのコンテンツが追加されている。