【東京モーターショー 2019】ホンダブースでは「CT125」「BENLY e：」「GYRO e：」の2輪3モデル世界初公開

ホンダブースで世界初公開されたトレッキングバイクのコンセプトモデル「CT125」

　10月23日、東京ビッグサイト（東京都江東区有明）で「第46回東京モーターショー2019」が開幕した。10月25日はプレビューデー、10月25日～11月4日が一般公開日となる。

　東京ビッグサイト 西1ホール（WP02/WM01）にある本田技研工業ブースでは、ホンダの2輪、4輪、汎用製品、レースマシンなどを展示。本稿では2輪や汎用製品の展示内容を紹介する。

　2輪車では、スーパーカブシリーズの新たな価値を提案することを目的に開発され、オフロードでの走破性を視野に入れて自然の中でも楽しめる機能性が与えられたほか、冒険心をくすぐるデザインを備えるトレッキングバイクのコンセプトモデル「CT125」、着脱可能な可搬式バッテリーである「Honda Mobile Power Pack」をパワーソースとして利用し、ビジネス向けのバイクに電動化による環境性能と静粛性を与える市販予定モデル「BENLY e：（ベンリィ イー）」「GYRO e：（ジャイロ イー）」の計3モデルを世界初公開。

　また、日本初公開のモデルとして、軽量、コンパクトなスクーターの利便性の高さはそのままに、郊外の荒れた路面まで走行可能なサスペンションやタイヤを装着する「ADV150」、エアバッグも搭載する「ゴールドウイング ツアー デュアルクラッチ トランスミッション」などを展示。このほかにも、カスタマイズコンセプトモデルとして「CB1000R カスタマイズコンセプト」を用意している。

「CT125」（世界初公開）

“スーパーカブシリーズの新たな価値を提案するコンセプトモデル”と位置付けられたCT125

CT125

メーターはデジタル式

リアキャリアに「TRAIL HUNTER」のロゴが入る

「BENLY e：」「GYRO e：」（世界初公開）

ビジネス用電動スクーターの「BENLY e：」（左）と「GYRO e：」（右）

BENLY e：

GYRO e：

「ADV150」（日本初公開）

「ADV150」

「ゴールドウイング ツアー デュアルクラッチ トランスミッション」（日本初公開）

「ゴールドウイング ツアー デュアルクラッチ トランスミッション」

ゴールドウイング ツアー デュアルクラッチ トランスミッション

メーターパネルとセンターコンソール

トランスミッションはDCTとなる

車両後方にリアトランクやパッセンジャー用シートを備える

「CB1000R カスタマイズコンセプト」

カスタマイズコンセプトモデルの「CB1000R カスタマイズコンセプト」

汎用製品では「ONE OK ROCK」サイン入りの「LiB-AID E500」展示

気軽に電気を持ち運べるようにする蓄電機「LiB-AID E500」シリーズを展示

　汎用製品では蓄電機「LiB-AID E500」をベースに、本格オーディオ機器への高品質な電力の供給に特化させたコンセプトモデル「LiB-AID E500 for Music」を世界初公開。また、会場ではホンダの企業CM「Go, Vantage Point.」シリーズの第4弾に登場したロックバンド「ONE OK ROCK」のメンバー4人がサインをしたLiB-AID E500も展示している。

筐体内部に電磁波シールド塗装を施し、コンセントパネルや配線ケーブルでもオーディオ機器に適した素材を採用。音質改善に向けた改善が行なわれた「LiB-AID E500 for Music」

「ONE OK ROCK」のメンバー4人がサインをしたLiB-AID E500も展示されている

【お詫びと訂正】記事初出時、CT125の車名が一部CT150になっておりました。お詫びして訂正させていただきます。