イベントレポート
【東京モーターショー 2019】アルピーヌ、最高出力292PSの「A110S」先行予約受付開始
パワーウェイトレシオは3.8kg/PS
2019年10月23日 18:41
- 2019年10月23日 開幕
- 2019年10月25日 プレビューデー
- 2019年10月25日~11月4日 一般公開日
ルノー傘下のアルピーヌは10月23日、「第46回 東京モーターショー 2019」で、スポーツカー「A110S」の日本導入を発表した。すでに日本で市販している「A110 ピュア」「A110 リネージ」に続くモデルとなる。発表当日の10月23日から先行予約の受付を開始する、価格は899万円。
アルピーヌが東京モーターショーに出展するのは2019年の今回が初。Alpine Cars コマーシャルダイレクター レジス・フリコテ氏はプレスカンファレンスで、「日常用途を含め、最高のドライビングプレジャーを提供する」というA110Sをアンベールして、ミニマムコンストラクション、コンパクト、ライトウェイトながらパワフルというA110Sの特徴を紹介した。
A110Sは最高出力292PSを発生する直列4気筒 1.8リッターターボエンジンを搭載。最高出力292PSは従来モデルに比べて400rpm高い6400rpm時に発生するハイパワーエンジンの採用などにより、0-100km/h加速は4.4秒。車重は1114kgで、フロント荷重44%、リア荷重56%の配分。パワーウェイトレシオは3.8kg/PSを達成する。
シャシーも専用チューニングされており、軽量高剛性なカーボンルーフを装備するとともに、足まわりは18インチ鍛造ホイールにダブルウィッシュボーンサスペンションとし、オレンジ色のアクセントとなる前後のアルミモノブロックキャリパーはブレンボ製。インテリアのシートなどのステッチにもオレンジの差し色が施される。
フリコテ氏によると、アルピーヌが展開する市場のなかで日本はトップ3のマーケットだとし、新たなA110Sの市場投入でさらなるアルピーヌブランドの拡大に期待感を示した。