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アルピーヌ、292PSまで引き上げられたA110のトップエンドモデル「A110S」

6万6500ユーロ(約811万円)から

2019年6月13日(現地時間)発表

6万6500ユーロ~

「A110」のトップエンドモデル「A110S」

 仏アルピーヌは6月13日(現地時間)、2ドアミッドシップスポーツ「A110(エーワンテン)」のトップエンドモデル「A110S」を発表した。価格は6万6500ユーロ(約811万円)から。

 A110は252PS/320Nmを発生する直列4気筒DOHC 1.8リッター直噴ターボエンジンをキャビン後方の車両リアミッドに搭載し、ゲトラグ製の7速DCTを介して後輪を駆動するMR車。今回発表されたA110Sではブースト圧を0.4bar増加してその出力を40PS高め、最高出力292PS/6400rpmを発生。最大トルクはA110と変わらず320Nmとなっている。

 足まわりの変更も行なわれており、車高はA110から4mm低くなるとともに、スプリングレートは50%高められた。それに伴いダンパーも調整されているという。

 エクステリアでは、オレンジとブラック(カーボンファイバー)を組み合わせたディテールをCピラーに与えたほか、ダークフィニッシュの「GT Race」ホイール、オレンジカラーのキャリパーなどを専用装備。

A110Sのボディサイズは4180×1798×1248mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2419mm。パワーウェイトレシオは標準モデルが4.3kg/PSのところ、A110Sでは3.8kg/PSとなっている

 また、インテリアではA110で使われていたブルーステッチがオレンジステッチに置き替えられるとともに、軽量アルミ製のペダル、12時の位置にオレンジのマーカーが与えられるステアリングホイールなどが特徴になっている。

A110Sのインテリア

 なお、A110Sでは光沢仕上げのカーボンファイバールーフをオプション設定しており、ノーマルルーフから1.9kg軽量化させることが可能。そのほかFUCHS(フックス)製鍛造アロイホイール、カーボンファイバー仕上げのSabelt製シートなどがオプションで用意される。