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アルピーヌ、292PSまで引き上げられたA110のトップエンドモデル「A110S」
6万6500ユーロ(約811万円)から
2019年6月14日 14:43
- 2019年6月13日(現地時間)発表
- 6万6500ユーロ~
仏アルピーヌは6月13日(現地時間)、2ドアミッドシップスポーツ「A110(エーワンテン)」のトップエンドモデル「A110S」を発表した。価格は6万6500ユーロ(約811万円)から。
A110は252PS/320Nmを発生する直列4気筒DOHC 1.8リッター直噴ターボエンジンをキャビン後方の車両リアミッドに搭載し、ゲトラグ製の7速DCTを介して後輪を駆動するMR車。今回発表されたA110Sではブースト圧を0.4bar増加してその出力を40PS高め、最高出力292PS/6400rpmを発生。最大トルクはA110と変わらず320Nmとなっている。
足まわりの変更も行なわれており、車高はA110から4mm低くなるとともに、スプリングレートは50%高められた。それに伴いダンパーも調整されているという。
エクステリアでは、オレンジとブラック(カーボンファイバー)を組み合わせたディテールをCピラーに与えたほか、ダークフィニッシュの「GT Race」ホイール、オレンジカラーのキャリパーなどを専用装備。
また、インテリアではA110で使われていたブルーステッチがオレンジステッチに置き替えられるとともに、軽量アルミ製のペダル、12時の位置にオレンジのマーカーが与えられるステアリングホイールなどが特徴になっている。
なお、A110Sでは光沢仕上げのカーボンファイバールーフをオプション設定しており、ノーマルルーフから1.9kg軽量化させることが可能。そのほかFUCHS(フックス)製鍛造アロイホイール、カーボンファイバー仕上げのSabelt製シートなどがオプションで用意される。