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トヨタイムズ初の特別版雑誌「トヨタイムズmagazine」刊行 豊田章男社長は2020年、何を考えどうしたか?
世界文化社より2月25日発売
2021年2月18日 18:02
- 2021年2月25日 発売
- 2420円
豊田章男社長が「考動」した「2020年の闘い」の記録本
世界文化社は、トヨタ自動車のWebメディア「トヨタイムズ」初の特別版雑誌となるムック「トヨタイムズmagazine」を2月25日に発売する。価格は2420円。
同書は、コロナ禍における豊田章男社長のアクションとメッセージを掲載記事から振り返る一冊。豊田氏のリーダーとしての信念や未来に向けた想いや、香川編集長や著名人が語るインタビュー、豊田社長(ドライバーズネーム:モリゾウ)がレースで乗る「GRヤリス」にも貼られている「AKIO&MORIZO」特製ステッカーなど、同書オリジナルのコンテンツも用意される。
2020年、トヨタらしさを取り戻す闘いから振り返る「豊田章男らしさ」
コロナ禍により、あらゆる経済活動が見通しの立たない低迷状態に陥った2020年。日本経済のけん引役でもあるトヨタが黒字決算の見通しを発表したことは、経済界に大きな反響を呼んだ。多くの企業が先行き不透明を理由に、見通しを立てることを不可能とした時期に、リスクを抱えながらの発表に踏み切った理由が明らかになる。
同書では、創業家出身の社長であり、トヨタの伝統を心から愛していながら時には平気で慣習を破る。そんな“異端児”とも称される豊田氏の思考回路を「覚悟力」「大胆な変革」「渦中の冷静」など、7つのキーワードを立てて読み解く。
レーサー「モリゾウ」の姿からみる豊田氏の本質
レーシングドライバー「モリゾウ」として、64歳となった今もステアリングを握り、数々のレースを疾走し続ける豊田氏。レース中の過酷な状況下で発生したトラブルはまた、一般車の改善にもつながっていくという。
トヨタのテストドライバーの頂点である“マスタードライバー”として、文字通り命をかけてクルマを苛め抜く、まさに執念ともいうべき「もっといいクルマづくり」に対する思いを、レーシングドライバーたちとのエピソードを交えつつ紹介する。
実験都市「ウーブン・シティ」に託した想い
2018年に豊田氏が宣言した「自動車メーカーからモビリティカンパニーへのモデルチェンジ」。その象徴ともいえるのが、2月23日に鍬入れが予定されているウーブン・シティ。
人々の暮らしを支える、ありとあらゆるモノやサービスをひと繋ぎにし、社会的課題の解決と人々の幸福な暮らしを実現する実験未来都市。その目指す姿をいち早く届けるとともに、トヨタが見据える未来の幸せについてが明かされる。
同書冒頭の豊田章男社長メッセージ
11年前に社長になり、さまざまな決断をしながら自分の信じた道を歩んできました。その道が本当に正しかったのか、答えは今までなかなか分かりませんでした。
突然動けなくなった2020年。動けなくなって見えてくることがありました。動けることの大切さをこれほど実感したことはありません。そして、自分たちが動けることにこれほど感謝したこともありません。動けることの責任を強く感じた日々でもありました。
今、われわれが動けているのは自分がゆくと決めた道を一緒に歩んでくれた多くの仲間がいたからです。そんな2020年のことを感謝の気持ちとともに残しておきたいと思いました。
「トヨタイムズmagazine」刊行概要
発売日:2021年2月25日
定価:2420円
発行:トヨタ自動車株式会社
<目次>
・2020年、トヨタらしさを取り戻す闘いから振り返る「豊田章男らしさ」
・2020年の取材を通じて……香川編集長が「豊田章男」に思うこと
・スズキ株式会社・鈴木 修 代表取締役会長と語る「孤高の流儀」
・モリゾウはなぜ、疾走るのか
・乗りたいのはいつだって楽しいクルマ! モリゾウ&豊田章男の愛車図鑑
・パートナー応募3000件超! ウーブン・シティが描く未来とは?
・ウーブン・シティの生活の様子をちょっとだけ教えます!
・豊田章男がウーブン・シティに託した想い 他