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スバル/STI、2021年のニュル24時間レース参戦見送りも「参戦が叶う状況になり次第、再度検討」

2021年2月22日 発表

6月に行なわれる予定の「第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」への参戦は、現段階で見送ると発表(写真は2020年2月の富士スピードウェイでのシェイクダウン時に撮影)

 スバルとSTI(スバルテクニカインターナショナル)は2月22日、2021年のモータースポーツ活動についての概要を発表した。この中で、6月3日~6日(現地時間)に行なわれる「第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」(SP3Tクラス)について、新型コロナウイルスの影響により参戦を見送ることがアナウンスされた。

SUPER GT

 SUPER GTでは、GT300クラスに新型BRZをベースにした「SUBARU BRZ GT300」で参戦。チーム総監督は渋谷真氏から小澤正弘氏に交代することが発表されたほか、ドライバーは井口卓人選手と山内英輝選手の2名体制で臨む。

全日本ラリー選手権

 全日本ラリー選手権のJN1クラスにWRX STIで参戦する新井敏弘選手、新井大輝選手、鎌田卓麻選手の3名をサポート。また、各競技会場でスバル特約店から選抜されたメカニックが協賛選手の競技車両をメンテナンスサポートする。

GAZOO Racing 86/BRZレース

 GAZOO Racing 86/BRZレースにスバルからCG ROBOT RACING TEAMがSUBARU BRZ RA Racingで参戦し、プロフェッショナルシリーズで久保凜太郎選手、手塚祐弥選手をサポート。また、各レースでスバル特約店から選抜されたメカニックがチーム車両をメンテナンスサポートする。

ニュルブルクリンク24時間耐久レース

 6月3日~6日(現地時間)に行なわれる第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦を計画していたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑みて参戦を見送ると発表。ただし、同レースへの参戦は同社の技術発展および人材育成において重要な活動という位置付けに変わりはなく、参戦が叶う状況になり次第、再度検討するとしている。