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ヤマハ発動機、遠州鉄道の出向者30名を受け入れ開始

運輸事業に従事する乗務員30名

2021年3月12日 発表

遠州鉄道の出向者を受け入れている浜松ロボティクス事業所

 ヤマハ発動機は3月12日、静岡県浜松市に本社を持つ遠州鉄道から出向者の受け入れを開始したと発表した。

 今回、同社で受け入れる遠州鉄道の出向者は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が特に大きい運輸事業に従事する乗務員30名。開始時期は2021年3月より段階的に実施され、雇用形態は出向となる。受入期間は6カ月単位で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響が収まるまでの期間を協議のうえ決定される。

 同社での受け入れ先は、中国向けサーフェスマウンター(表面実装機)や産業用ロボットの販売好調などにより増産対応している浜松ロボティクス事業所(浜松市北区)となる。業務内容は工場内での産業用ロボット組立作業や部品検品・仕分け等。

 同社は現在、遠州鉄道以外の企業からも静岡県内の事業所・工場で出向者を受け入れているとし、今後も社会全体で新型コロナウイルス感染症を乗り切るために、県内外の企業の雇用維持の一助となるよう積極的に出向者の受け入れを行なうとしている。

 なお、出向者の受け入れに関する問い合わせは、人事部人事グループ(tel.0538-32-9945)まで。

増産中のサーフェスマウンター製造現場