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BMW Motorrad、ACC採用でロングツーリングも快適にこなす新型「R 1250 RT」307万円
2021年3月13日 09:00
- 2021年3月8日 予約開始
- 307万円
長時間のツーリングを楽しめるクルージングモデル
ビー・エム・ダブリューは、ダイナミック・ツアラー・モデル「R 1250 RT(アール・センニヒャクゴジュウ・アールティー)」の予約を3月8日より開始した。価格は307万円。納車は2021年3月下旬の予定。
BMW R 1250 RTは、より洗練されつつ刷新されたダイナミック・ツアラーのベンチマーク・モデル。長時間のツーリングを快適に楽しみながらも、ダイナミックなライディングを両立させている。
これまでのモデルと同じく伝統の2気筒ボクサー・エンジンが快適な走りとダイナミックなパワーを実現。エンジンの排気量は1254ccと変わらずだが、最高出力100kW(136PS)/7750rpm、最大トルク143Nm/6250rpmを発揮。吸気側のバルブ・タイミングとバルブ・リフト量を可変制御する「BMWシフトカム・テクノロジー」を採用していて、全エンジン回転域で突出したパワーを発揮し、極めて滑らかで洗練された作動を実現するとともに、優れた燃費と排出ガス値を実現する。
新しいフェアリングの採用でツーリング能力と運動性能を向上
フルLEDヘッドライトのまわりを囲むデザインになった新しいフロント・フェアリングは、空力性能はもちろんツーリング能力と運動性能の向上にも寄与。また、フェアリング上部の高さを低くすることで、ライダーの視野を広げるとともに、より軽量かつダイナミックな印象も与えてくれている。
BMWアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
新たに装備されたアクティブ・クルーズ・コントロールは、前車との距離をレーダーセンサーにより測定し、走行状況に応じて加減速を自動的に行なうことでロングツーリングをサポート。車間距離の調整はスイッチ操作で行ない、調整状況はTFTメーター内に表示。また、コーナリング時は、車体傾斜角に応じて自動的に速度を落とす機能も搭載。
ACCの作動条件は、時速30km/h~160km/hの範囲内で、追走する車両に対して作動。標準装備のダイナミック・クルーズ・コントロール(DCC)は単独走行の際に下り坂などでもエンジンブレーキを活用し、必要に応じてフル・インテグラル・ブレーキを自動的に作動させ、設定された速度を維持してくれる。
フル・インテグラルABS Proを標準装備
ハンド・ブレーキ・レバー、フット・ブレーキ・レバーのどちらを操作しても、フロントとリアのブレーキを同時に作動させる「フル・インテグラルABS Pro」を新たに標準装備。バンク角に応じて最適な制動力をコントロールしてくれる。
新型フルLEDヘッドライトを装備
新開発の旋回機能付きヘッドライト「アダプティブ・ターニング・ライト」は、標準装備されているフルLEDヘッドライトのロービームがバンク角度に応じてコーナーを適切に照らし、カーブに合わせて走行方向を照射。コーナーの隅々まで見通すことが可能となる。
2種類のライディングモードを装備
標準装備のダイナミック・トラクション・コントロール(DTC)は、可能な限り最高のトラクションを提供し、高い安全性を保証。また、新たに標準装備された「Eco」ライディング・モードでは、ライダーが可能な限り燃費のよい走りを実現するようサポート。さらに「Pro」ライディング・モードには、新機能の「ダイナミック・エンジン・ブレーキ・コントロール(MSR)」も装備され、コースティング・オーバーラン・モードでの走行中にシフトダウンした際、後輪がロックして不安定な状態になるのを安全に回避してくれる。