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BMW Motorrad、ボクサーエンジン搭載の新型「R nineT」 190万5000円から
新型シリンダーヘッドで最高出力109PS、最大トルク116Nmを発生
2021年3月8日 14:30
- 2021年3月8日 受注開始
- 190万5000円～224万円
伝統的な水平対向2気筒エンジンを搭載した「BMW R nineT」シリーズ
ビー・エム・ダブリューは3月8日、BMW Motorradのヘリテイジ・セグメントの新型モデル「BMW R nineT（アール・ナインティー）」の予約注文の受付を開始した。価格は190万5000円～224万円。納車は「R nineT」と「Scrambler（スクランブラー）」が2021年3月下旬、「R nineT Pure（ピュア）」と「Urban G/S（アーバン・ジーエス）」が2021年4月予定。
BMW R nineTは、伝統的な水平対向2気筒エンジンを搭載し、細部までデザインにこだわりつつ、駆けぬける歓びを体感できるパフォーマンスを兼ね備えたヘリテイジ・セグメントモデル。
BMW R nineTには1980年誕生の伝説のモデル「R 80 G/S」のDNAを受け継いだエンデューロ・モデルBMW R nineT Urban G/S、個性的なモーターサイクルのジャンルに敬意を表すR nineT Scrambler、必要最小限に簡素化を図ったロードスター・モデルのR nineT Pureと、BMW Motorrad Heritage（モトラッド・ヘリテイジ）の世界を彩る魅力的な派生モデルがラインアップされている。
| モデル | 価格 |
|---|---|
| BMW R nineT プレミアム・ライン | 2,240,000円 |
| BMW R nineT Pure プレミアム・スタンダード | 1,905,000円 |
| BMW R nineT Pure プレミアム・ライン | 1,905,000円 |
| BMW R nineT Scrambler プレミアム・スタンダード | 2,082,000円 |
| BMW R nineT Scrambler プレミアム・ライン | 2,027,000円 |
| BMW R nineT Urban G/S プレミアム・ライン | 2,054,000円 |
| BMW R nineT Urban G/S 40 years GS edition | 2,312,000円 |
新型シリンダー・ヘッドでトルクとデザインの最適化を実現
BMW R nineTに搭載されるボクサー・エンジンは、外観と技術ともに細かなチューニングが施され、最高出力は109PS（80kW）/7250rpm、最大トルクは116Nm/6000rpmを発生。新設計のシリンダー・ヘッドを採用したことで冷却性能も向上。さらにスロットル・バルブのパーツとシリンダー・ヘッド・カバーも刷新し、デザインもさらに磨がかれた。シリンダー・ヘッドの内側には、よりクリーンな燃焼とトルクの最適化を実現させるために、混合気のスワール（渦）流を形成させるための新たな乱流システムを設置。4000～6000rpmを中心にエンジン出力とトルク出力を大きく向上させ、先代モデルよりも駆動力が一段と強力になっている。
2種類のライディング・モードを標準装備
R nineTシリーズには、DBC（ダイナミック・ブレーキ・コントロール）を組み合わせたABS Proが標準装備され、バンク角のある路面などでブレーキングをした際の安全性が向上。また、ストローク依存型ダンパー（WAD）を備えた新型ショック・アブソーバーにより快適性を高めると共に、スプリング・プリロードをハンド・ホイールで容易に調整できるようになっている。さらに、「レイン」と「ロード」の2種類のライディング・モードを標準装備する。
新デザインながらクラシックな円形メーターを開発
新しいデザインの円形メーターや、アダプティブ・コーナリング・ライトを搭載する新型LEDヘッドライト、ホワイトのターン・インジケーター・ライト、さらにUSB電源ソケットなどが標準装備される。
ラインアップ一覧
多彩なオプションを設定
BMW R nineTとBMW R nineT Pureには「Dyna（ダイナ）」、R nineT ScramblerとR nineT Urban G/Sには「Dirt（ダート）」モードが追加されるほか、クルーズ・コントロールやヒーター付きハンドルバー・グリップも装備。ETC 2.0車載器も標準装備する。
また、GS誕生40周年を記念し、往年の名車「R 100 GS」にインスパイヤされたブラック＆イエローの特別カラー「40 years GS edition」をR nineT Urban G/Sに設定している。
