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BMW Motorrad、新型「G 310 GS」街乗りでも扱いやすいオフロードスタイル
2021年4月23日 16:03
- 2021年4月23日 予約受付開始
- 70万9000円~71万9000円
本格オフロード走行から日常の足まで幅広く使える1台
ビー・エム・ダブリューは4月23日より、優れた多用途性と安全性を備えつつ、オフロードでのダイナミックな走りから日常の足としても、あらゆる場面で活躍する新型「G 310 GS(ジー・サンイチマル・ジーエス)」の予約注文の受付を開始した。納車は5月下旬頃を予定。価格は70万9000円。特別仕様の40周年記念モデルとスタイル・ラリーモデルは71万9000円。
G 310 GSは、BMW Motorradの750cc以下のセグメントに新たな体験の創造を目的に、コンパクトで堅牢、そして汎用性の高いデザインモデルとして2016年に投入された1台。
新型G 310 GSに搭載されるのは、先代モデルと同じく燃焼ガスの流路を最適化させるために、シリンダーヘッドの吸気側を前方に、排気側を後方に配置した水冷4サイクルの単気筒DOHC 4バルブ 313ccエンジンで、電子制御式燃料噴射装置を備える。コンパクトなサイズでありながら、最高出力34PS(25kW)/9500rpm、最大トルク28Nm/7500rpmを発生する。
また、発進の際に自動的にアイドリング回転数を上昇させることでエンジン・ストールを防ぐだけでなく、より繊細なスロットル・レスポンスを実現するエレクトロニック・スロットル・グリップを装備。さらに、クラッチ・レバーの操作力を大幅に軽減しつつ、シフトダウンと同時にブレーキを操作する際の安全性を大幅に向上させるために、エンジン・ドラッグ・トルクを低減する自己増幅式アンチ・ホッピング・クラッチ機能が刷新された。
さらに、夜間の視認性を向上させるフルLEDヘッドライトと、被視認性を高めるLEDフラッシング・ターン・インディケーターを装備。新しいLEDヘッドライトは、とても明るく均一に路面を照らしてくれる。また、左右のレバー(クラッチ&ブレーキ)は、小さな手のライダーでも操作しやすいように4段階調整式を採用。一番近い設定だと旧モデルよりもハンドルバーに6mmほど近くなったという。
特徴的なウインドシールド、ハイ・フロント・フェンダー、印象的なフライライン、短く高いリヤ・エンドを持つBMW G 310 GSのボディカラーは全部で3種類。ベーシックカラーは燃料タンクのサイドパネルがグレーに塗装された「ポーラー・ホワイト」。
スタイル・ラリーモデルは赤く塗装されたフレームと燃料タンク中央部のカバーからフロントにかけての「カイヤナイト・ブルー・メタリック」がオフロード感を強調。そして伝説のモデル「R 100 GS」のブラックとイエローをあしらった「コスミック・ブラック」はGS40周年記念カラー。こちらは共に1万円高となる。