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ホンダ、「CR-V」「インサイト」「シビック」「レジェンド」の計1万9430台をリコール

燃料ポンプの不具合で走行中エンストにいたるおそれ

2021年3月25日 発表

 本田技研工業は3月25日、燃料装置(燃料ポンプ)に不具合があるとして「CR-V」「インサイト」「シビック」「レジェンド」の4車種、計1万9430台のリコールを国土交通省に届け出た。

 不具合は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合では走行中エンストにいたるおそれがある。

 改善措置として、全車両の低圧燃料ポンプを対策品と交換する。これまでの不具合件数は16件で、事故は発生していない。

 対象車両の製作期間は、2019年1月7日~2020年2月19日。

改善箇所説明図

 など、同リコールは、2020年5月28日付け届出番号「4751」でリコール届出されもの。検証を進めた結果、対象拡大の必要性が判明したため、新たに届出された。