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ホンダ、「CR-V」「シビック」など計1万9999台リコール。燃料ポンプの不具合でエンストのおそれ
2020年5月28日 15:10
- 2020年5月28日 発表
本田技研工業とHONDA OF THE UK MANUFACTURING LTD.は5月28日、燃料装置(燃料ポンプ)の不具合でエンストに至るおそれがあるとして「CR-V」「シビック」など計1万9999台のリコールを国土交通省に届け出た。
対象となるのは、本田技研工業が2018年6月4日~2019年6月28日に製作した「CR-V」「インサイト」「シビック」「レジェンド」4車種、計1万2427台と、HONDA OF THE UK MANUFACTURING LTD.が2018年8月21日~2019年9月13日に製作した「シビック」1車種、計7572台。
不具合は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合では走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置として、全車両の低圧燃料ポンプを対策品と交換する。これまでの不具合件数は、本田技研工業が製作したもので21件、HONDA OF THE UK MANUFACTURING LTD.が製作したもので64件、それぞれ事故は発生していない。