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ユピテル、レーザー探知性能が約40%向上したレーザー&レーダー探知機「LS320」
新型レーザー式と新型レーダー式オービスにも対応
2021年3月30日 11:46
- 2021年4月上旬 発売
- オープンプライス
ユピテルは、新型レーザー式と新型レーダー式オービスに対応するSUPER CATシリーズのレーザー&レーダー探知機「LS320」を4月上旬に発売する。価格はオープンプライス。
新製品のLS320は、一般的に採用されているアンプIC(汎用品)では増幅できない微弱なレーザー光に対応する「専用高利得アンプIC」を搭載したことで、従来品よりもレーザー探知性能が約40%UP、探知範囲も水平方向で約40度まで拡大され、取締レーザー光をいち早く知らせてくれる。
また、従来のレーダー波とは異なる周波数帯(新Kバンド)を使用している新型レーダー式移動オービスにも対応。さらに、全球測位衛星システムの高速かつ高精度測位を実現する「u-blox社製測位エンジン」を搭載。受信対応衛星は84基あり、安定した測位を実現する。
新たな機能として、近年増加する逆走運転の危険を避けるため、逆走しやすいポイントを事前にお知らせして安全運転をサポートする「逆走注意警告」や、マップ表示の縮尺を4段階で変更でき、より広範囲で警報ターゲットの表示を可能とする「マップズーム機能」、さらに待受画面の表示項目を8種類のプリセットから自由に選択できるようになり、各プリセットは14通りの配置選択から設定可能となった。
また、新たな待受項目として注意すべきターゲットを自動フォーカスしてくれる「レーダースコープ」を追加。さらに、好みの画像を待受画面の背景に設定できる「待受背景カスタム機能」や、オイル、オイルエレメント、タイヤ、バッテリーの交換時期を日数や距離(距離でお知らせさせるにはOBDII接続が必要)で教えてくれる「リマインダー機能」も搭載された。
一般的に探知範囲を広くしたり長くすると、取締レーザー光に似た妨害光の影響を受けやすくなり、誤警報が多くなりがちだが、LS320は独自のレーザー光超高精度光学フィルタと判定システムを採用して「超広範囲」「長距離」「高精度」の並立を実現したという。
その他にも、自動ドアなどレーダー波の誤警報を自動で識別・登録し、わずらわしい手動の設定をせずに、次回以降は警報を鳴らさないようになる「iキャンセル」を搭載。公開取り締り情報や速度取り締り指針の情報を、日付・時間・場所に合わせてリアルタイムに警報してくれるだけでなく、取締中の路線を点滅させて注意を促してくれる特許技術も内蔵する。なお、公開取り締り情報や速度取り締り指針のデータは無料で更新できる。