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インフィニティ、新型SUVクーペ「QX55」2022年モデル公開 3列シートクロスオーバー「QX60」の導入予告も

2021年4月9日 発表

新型ラグジュアリーミッドサイズSUVクーペ「QX55」

3列シートクロスオーバーの新型「QX60」を2021年末までに発表

 インフィニティ(日産自動車)は4月9日、新型ラグジュアリーミッドサイズSUVクーペ「QX55」の2022年モデルを公開した。今週に米国とカナダのショールームにおいて展示を開始する予定で、他の主要市場でも順次展開していくとのこと。「LUXE」「ESSENTIAL」「SENSORY」の3グレードを設定し、価格は4万6500ドル(約510万円)から。

 新型QX55は、日産が新たに打ち出した事業構造改革「Nissan NEXT」に基づいてインフィニティブランドからリリースされる最初の量産車で、2020年11月に米国で世界初公開された。

 新型QX55はVC-Turboエンジンを搭載しており、圧縮比をシームレスに変化させることでドライバーの要求に応じて燃費やパワーを向上させることを可能にした。また、ワイヤレスApple CarPlay対応、20インチホイール、インテリジェント4WD(四輪駆動)など、充実した標準装備を特徴としている。

 なお、リリースでは2020年にラグジュアリーなデザインスタディモデルとして先行公開された「QX60 Monograph」についても触れており、このデザインスタディモデルを3列シートクロスオーバーの新型「QX60」として2021年末までにラインアップに加えると予告している。

3列シートクロスオーバーの新型「QX60」を2021年末までに発表する