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トヨタ、2020年度のグローバル販売/生産ともに9割台を確保、国内生産300万台を堅持
2021年4月28日 18:16
- 2021年4月28日 発表
トヨタ自動車は4月28日、2021年3月および2021年のトヨタ、ダイハツ工業、日野自動車の販売、生産、輸出実績を発表した。
2020年の初めから広がったコロナ禍のもとでも、各種感染予防を徹底し、仕入先や販売店など各パートナーが一丸となり、2020年9月からはグローバル販売・生産ともに前年超えで推移し、2020年度は9割台を確保。また、国内生産も300万台規模を堅持したという。
グローバル販売では、2020年度は主に中国、北米、日本が牽引して前年比96.0%を確保。中国では「カローラ」「レビン」「RAV4」「ワイルドランダー」などの新型車や、レクサスブランド車が好調で129.6%と前年を超えた。また、2021年1月~3月については前年比119.1%と、前回決算発表時に想定していた110%を上まわる実績となった。
グローバル生産では、中国が前年比130.9%と前年を超え、2020年度は前年比93.6%を確保。2021年1~3月も前年比113.8%で、4月以降も引き続き堅調に推移しているという。
その他のトピックスとしては、グローバルで販売している電動車の比率が2019年度の約20%から2020年度は約24%に増加。これは主に欧州、中国、北米が牽引した。また、2020年度に最も売れたトヨタ車はRAV4で、グローバルで103.1万台(前年比102.4%)を販売した。