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トヨタ、2020年のグローバル販売は前年比89.5%を確保 12月単月は前年比110.3%に
国内生産は300万台規模を堅持
2021年1月28日 14:18
- 2021年1月28日 発表
トヨタ自動車は1月28日、2020年12月および2020年のグローバル販売・生産実績について発表した。
グローバル販売実績は、2020年は前年比89.5%で前年割れになったものの、中国では前年比110.9%と前年超え。12月単月では主に北米、中国、欧州、日本が牽引し、前年比110.3%と4か月連続で前年超えとなった。また、10月~12月は前年比106.8%で、2020年末から2021年初めにかけて前年並みに戻ることを想定していた当初の予想を上まわるペースで推移した。
グローバル生産実績は、2020年は前年比87.4%で前年割れだったものの、中国は前年比109.5%と前年超え。12月単月は前年比114.4%と4か月連続で前年超えしており、主に北米、日本、中国、欧州が牽引したという。
そのほかのトピックとしては、グローバルで販売した電動車の比率が2019年の約20%から2020年は約23%に増加。また、1月~12月で最も売れたトヨタ車は「RAV4」で、グローバルで99.4万台(前年比102.9%)を販売。主要市場の北米に加え、中国では17万5000台(前年比137.9%)と好調だったという。
また、リリースでは「昨年初めから広がったコロナ禍のもとでも、トヨタ自動車は各種感染予防の徹底の上、仕入先、販売店など各パートナーと一丸となり、企業活動を継続してまいりました。こうした活動に加え、トヨタのクルマをご愛顧いただいた世界中のお客様のご支持により、グローバル販売は前年比10.5%減に留めることができたことに加え、国内生産も300万台規模を堅持することができました」と報告されている。