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トヨタ、グローバル販売・生産実績が2020年9月~11月と3か月連続で前年超え

中国市場の堅調と日本市場における新型車の好調などが要因

 トヨタ自動車は12月25日、2020年11月のグローバル販売・生産が2019年の実績を超えたと発表した。これにより、9月から3か月連続で2019年の実績を上まわった。

 グローバル販売実績の11月単月は、主に中国と日本が牽引して、2019年比で約102%の85万2213台と過去最高をマーク。特に中国市場が堅調で、地方モーターショーなどのイベントによる来店誘致に加え「カムリ」や「RAV4」、LEXUSブランド車などが好調となり2019年比約117%。日本も2019年は10月から消費増が10%に増税となったことによる需要減があったことに加え、2020年は「ハリアー」や「ヤリス」「ライズ」などの新型車が好調で、前年比約112%と、2か月連続で2019年の実績を上まわった。

 グローバル生産実績も11月単月は、販売と同様に中国、日本などが牽引し、2019年比で約107%となり、82万8066台と過去最高を達成。中国単体ではカムリやRAV4などが販売好調で、2019年比約111%。日本単体では、グローバル市場の回復に加え、国内でのハリアーやヤリスなどの新型車が好調で、2019年比約109%となっている。