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トヨタ、10月のグローバルの販売と生産実績発表 2か月連続で前年超え

販売は米国と中国、生産は中国と日本が好調をキープ

2020年11月27日 発表

 トヨタ自動車は11月27日、10月のトヨタ、ダイハツ工業および日野自動車の販売、生産、輸出実績を発表した。販売は主に米国と中国が、生産は主に中国と日本が好調としており、トヨタではグローバル販売とグローバル生産がともに2か月連続の前年超えとなった。

グローバル販売

 10月単月は、主に米国、中国などが牽引し、前年超えの前年比約108%。トヨタとしてはグローバル販売が2か月連続の前年超えとなり、国内販売(軽自動車を含む)は、13か月ぶりの前年超えとなった。また、海外販売は2か月連続の前年超えを達成した。

米国

 市場全体が回復傾向にあることに加え、カムリ、RAV4、レクサスブランド車などの販売が好調で、10月単月として過去最高を記録。

中国

 地方モーターショーなどによる来店誘致に加え、カローラやレビン、LEXUSブランドなどの販売が好調で、前年比約133%と7か月連続の前年超え。

販売実績トヨタダイハツ日野合計
グローバル販売847,713台(108.3%)68,305台(119.3%)11,605台(81.9%)927,623台(108.6%)
国内販売(軽自動車を含む)144,348台(137.4%)59,969台(144.4%)4,418台(119.6%)208,735台(138.9%)
国内販売(軽自動車を除く)141,405台(137.6%)
海外販売703,365台(103.8%)8,336台(53.0%)7,187台(68.6%)718,888台(102.1%)

※カッコ内の数字は前年同月比

グローバル生産

 10月単月は、主に中国、日本などが牽引し、前年超えの前年比約109%。トヨタとしては、グローバル生産、国内生産、海外生産すべてにおいて、2か月連続の前年超えとなった。

中国

 レビンやカローラの販売好調が影響し、前年超えの前年比約110%。

日本

 グローバルの市場が回復していることに加え、日本でハリアーやヤリスなどの新型車の販売好調が影響し、前年超えの前年比約112%。

生産実績トヨタダイハツ日野合計
グローバル生産845,107台(109.0%)123,052台(95.2%)11,073台(75.3%)979,232台(106.5%)
国内生産309,582台(112.0%)96,245台(122.6%)10,192台(90.0%)416,019台(113.6%)
海外生産535,525台(107.4%)26,807台(52.9%)881台(26.1%)563,213台(101.9%)

※カッコ内の数字は前年同月比