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三菱自動車、2021年度に新型「アウトランダーPHEV」日本導入へ 中期経営計画アップデートで「ラリーアート」ブランド復活を宣言

2021年5月11日 発表

 三菱自動車工業は5月11日、三菱自動車らしさの具現化に向けて「ラリーアートブランド」復活など、中期経営計画「Small but Beautiful」のアップデートを発表した。

 中期経営計画のアップデートは、同日公表された2020年度決算報告の中で明らかにされたもので、中期経営計画で目指す姿の再定義として、三菱自動車らしさを「環境」を中心に据えて「安全・安心・快適」をかけ合わせた姿を目指すという。

 その中で、三菱らしさを体感したいユーザーや三菱ファンに向けて「ラリーアート」ブランドの復活を宣言。まずは純正アクセサリーとして幅広いモデルへ展開していく予定とのことだが、「機会をとらえモータースポーツへの関与も検討する」と明かされた。また、アセアンでの次期新型車による商品力強化を進めながら、アセアン以外でも2023年以降には三菱自動車らしさを示した新型車を投入する計画だと語られた。

 2021年度の商品面での取り組みとして新型「アウトランダー」については、4月の北米での発売に続いて、日本ではPHEVモデルを投入予定であることを明らかにし、そのほか豪州にガソリンとPHEVモデル両モデルを投入予定としている。

公開された開発中の新型アウトランダーPHEV

 三菱自動車の公式YouTubeチャンネルでは、新型アウトランダーPHEVの開発映像を公開して、その登場を予告している。

新型アウトランダーPHEV開発映像
三菱自動車2020年度通期決算のプレゼンテーション資料