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三菱自動車、新型「アウトランダー」をAmazon Liveで世界初公開
2021年2月17日 08:36
- 2021年2月17日(日本時間) 世界初公開
三菱自動車工業は2月16日(太平洋標準時、日本時間2月17日)、新型「アウトランダー」をAmazon Live(米国)のオンライン発表会で世界初公開した。米国での価格は2万5795ドルからで、2021年4月に米国で販売開始する。
アウトランダー(初代の日本名は「エアトレック」)は2001年にデビューしたクロスオーバーSUVで、現在三菱自動車で最も販売台数の多い世界戦略車となり、グローバルでの累計販売台数は約260万台となっている。
新型アウトランダーは岡崎製作所(愛知県岡崎市)で生産され、まずは北米(アメリカ、カナダ、プエルトリコ)へ輸出し、その後海外市場へ順次展開していく予定。
世界初公開された4世代目となる新型アウトランダーは、「力強く存在感のあるスタイリング」「安心・安全な走行性能」「上質な室内空間」といった3点を特長として全方位で大きく進化させたことが強調された。
力強く存在感のあるスタイリングとして、次世代のダイナミックシールドフロントフェイス、大径20インチタイヤとワイドボディを強調するフェンダー、重厚かつ堂々としたプロポーションを採用。
安心・安全な走行性能として、新開発プラットフォームや大幅に進化を遂げた電子制御4WDやS-AWC(Super-All Wheel Control)による意のままの走りを実現。さまざまな路面状況に安心して走行できる新開発のドライブモードセレクターや新開発の2.5リッターエンジンを採用。
上質な室内空間として、触感や素材にこだわった上質なインテリア、上質な座り心地を追求した3列7人乗りシートを採用、視認性と操作性に優れる液晶メーターディスプレイ、スマートフォンのワイヤレス充電機能の新採用など、大幅に質感と利便性を高めた室内空間が紹介された。
三菱自動車 CEO 加藤隆雄氏は「新型『アウトランダー』は「威風堂々」を商品コンセプトとし、スタイリング、走行性能、上質感を大幅に進化させ、行動範囲を広げたい、さまざまなことに挑戦したいというお客様の想いに応える頼もしいSUVに仕上げました。この新型『アウトランダー』の投入により、まずは北米市場の販売を活性化させ、グローバルでの成長軌道に繋げていきたいと思います」とコメントしている。
なお、プラグインハイブリッドモデルの「アウトランダー PHEV」については、2022年の導入がアナウンスされている。