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BMW、新型「2シリーズクーペ」プロトタイプ公開 直6エンジン搭載などFRレイアウトを継承

2021年5月17日(現地時間) 発表

 BMWは5月17日(現地時間)、新型「2シリーズクーペ」プロトタイプモデルの写真を公開した。現在、開発プロセスの最終段階にあり、2021年夏の終わりから生産されるという。

 新型2シリーズクーペは、スポーティでエモーショナルなドライビング体験を提供するために究極のテストとしてニュルブルクリンクにおいて、サスペンション、シャーシ、ステアリング、ブレーキシステムなどのテストやチューニングを実施するなど、2ドアコンパクトスポーツカーと位置付けられるモデルとなる。

 先行して発表された新型2シリーズではエンジンを横置きに搭載するFFレイアウトが採用されているが、新型2シリーズクーペではFRレイアウトを継承。直列6気筒エンジンを搭載しつつ、ほぼ50:50の前後重量バランスを実現させたことを特徴としている。

 トップモデルとなる「M240ixDriveクーペ」では、最高出力275kW(374HP)を発生する直列6気筒 ターボエンジンを搭載。8速ATステップトロニックスポーツトランスミッションを組み合わせ、駆動方式は4WDシステム「xDrive」を採用した。

 今後、新型2シリーズクーペはドライビングダイナミクスのチューニングとテストを完了させて、2021年夏の終わりに生産が開始される。