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ニコ・ロズベルグ氏、コンチネンタルの新しいブランド・アンバサダーに就任

2021年5月20日(現地時間) 発表

 コンチネンタルは5月20日(現地時間)、2016年のF1ワールドチャンピオン ニコ・ロズベルグ氏が新しいブランド・アンバサダーに就任したと発表した。今後、コンチネンタルとロズベルグ氏は、新電動SUVレースシリーズ「エクストリーム E」とその活動をサポートしていく。

 ロズベルグ氏は、現役レーサーを引退後は、気候変動対策に目を向けた持続可能なモビリティ・ソリューションや環境に優しい技術への移行を推進する活動などを行なっている。投資家としても意欲的に活動しており、革新的な製品やサービスを開発・提供するサステナブル関連のスタートアップ企業を幅広く支援し、これまでに環境・気候保護に関する欧州文化賞をはじめ数々の賞を受賞。また過去数年間に渡って、ダボスで開催される世界経済フォーラムにおいて新しいモビリティ・ソリューションについて訴えてきた。

 ブランド・アンバサダー就任にあたり、ロズベルグ氏は「持続可能性、技術、安全性を活動の中心に据えているパートナーと一緒に働けることを非常に誇りに思います。私と同じように、コンチネンタルも持続可能なモビリティを実現することを強くコミットしています。そのためには、タイヤ分野の開発と革新が不可欠です。このような価値観の共有が、私たちの協力関係の基盤であると考えており、一緒に仕事ができることをとても楽しみにしています」とコメントしている。

 コンチネンタルとロズベルグ氏がサポートするエクストリーム Eは、持続可能性を重視するとともに、気候変動の影響に注目して、レース開催地域での気候保護プロジェクトを推進することでその対策を明確に打ち出す取り組みを行なっている。

 これまでに、コンチネンタルは「エクストリーム E」のシングルタイヤサプライヤーとして全チームが使用するオフロードタイヤ「CrossContact Extreme E(クロス・コンタクト・エクストリーム E)」を供給し、このレースシリーズの創設から携わったメインスポンサーとしてエクストリーム Eとその活動をサポートしている。

 ロズベルグ氏も持続可能なモータースポーツにも真剣に取り組んでいることを示すものとしてエクストリーム Eへ参加。ロズベルグ氏は「エクストリーム Eは、気候変動の影響が深刻な地域で開催されます。新しいレースシリーズでは、これらの地域が抱える問題を改善するために国内外のさまざまなパートナーと協力して活動していきます。私たちは、この重要な問題を顕在化させると同時に、電気自動車や環境に優しい革新的な技術に対する関心を高めていきます」と説明している。