BMW、“M xDrive”採用のハイパフォーマンスモデル「M4コンペティション コンバーチブル」

新型「M4コンペティション コンバーチブル」

　独BMWは5月26日（現地時間）、新型「M4コンペティション コンバーチブル」を公開した。同モデルは現地で7月に発売される予定。

　2020年9月に発表した「M4クーペ」をベースにしたコンバーチブルモデル。ソフトトップルーフは先代モデルよりも40％軽量に仕上げられ、電動式によって移動時でも18秒で開閉させることができるという。外観では大型の縦型キドニーグリルをはじめ、刺激的なデザインのリアディフューザーなども与えられる。

　搭載する直列6気筒 3.0リッターツインターボエンジンは、M4コンペティションクーペと同様に最高出力375kW（510HP）、最大トルク650Nmを発生し、8速ATを組み合わせて4輪を駆動するが、2WD（FR）として走行させることも可能。電子制御ダンパー付きアダプティブMサスペンションやフロント19インチ、リア20インチのアロイホイールなども備えた。

M4コンペティション コンバーチブルは最高出力375kW（510HP）、最大トルク650Nmを発生する直列6気筒 3.0リッターツインターボエンジンを搭載

ソフトトップルーフは電動式によって移動時でも18秒で開閉を完了させる

電子制御ダンパー付きアダプティブMサスペンションやフロント19インチ、リア20インチのアロイホイールなども装備

　室内ではスポーツカー然としたコクピットを採用するとともに、新開発のMスポーツシートとエクステンデッドメリノレザートリムを標準装備。またエンジン、シャーシ、ステアリング、ブレーキシステム、M xDriveの設定に直接アクセスできるSetupボタンをステアリングに用意する。

新開発のMスポーツシートやエクステンデッドメリノレザートリムを標準装備

　なお、Mカーボンセラミックブレーキ、オーダーメイドのMアロイホイール、Mカーボンバケットシートなどをセットにしたオプション「Mレーストラックパッケージ」を用意し、このパッケージをセットすると車両重量を約25kg削減することができるという。