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BMW、新型「4シリーズクーペ」世界初公開。縦長キドニーグリル採用

「M440i xDriveクーペ」を筆頭にまずは5モデルをラインアップ

2020年6月2日(現地時間) 公開

 BMWは6月2日(現地時間)、10月から発売する新型2ドアクーペ「4シリーズクーペ」を世界初公開した。同モデルの発表はインターネット上で開催され、新モデルの特長が紹介された。

 新型4シリーズクーペでは、4ドアセダンの新型3シリーズとは明確に区別するために、エクステリアデザインはクーペの特徴的なプロポーションが与えられ、伝説的なBMWクーペの伝統に従って縦長のキドニーグリルが採用された。

インターネット上で開催された新型4シリーズクーペの発表会
縦長のキドニーグリルを採用
4シリーズクーペのインテリア

 トップモデルのM440i xDriveクーペでは、最高出力275kW(374HP)/5500-6500rpm、最大トルク500Nm/1900-5000rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターガソリンエンジンを搭載。トランスミッションは8速ATで、駆動方式は4WDの「BMW xDrive」を採用する。また、48Vマイルドハイブリッドテクノロジー(8kW/11HP)が採用されている。

M440i xDriveクーペ

 パフォーマンスでは0-100km/h加速4.5秒、最高速は250km/h。燃費性能は7.1–6.8L/100kmで、ユーロ6d規制に対応する。

BMW 430iクーペ

 M440i xDriveクーペのほか、発売時のモデルバリエーションは直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する「420iクーペ」「430iクーペ」、直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載する「420dクーペ」「420d xDriveクーペ」の5モデルをラインアップ。2021年3月からは、直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載する「430d xDriveクーペ」「M440d xDriveクーペ」も追加予定としている。

 なお、直列6気筒ガソリンエンジンとすべてのディーゼルエンジンにはマイルドハイブリッドテクノロジーが採用され、48Vスタータージェネレーターにより燃焼エンジンを8kW(11HP)でブースト。また、すべてのディーゼルエンジンに2段ターボチャージャーが搭載されている。