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ボッシュ、アイドリングストップ搭載車用の高性能バッテリ「ハイテック プレミアム プラス」

2021年7月1日 順次発売

オープンプライス

安定した電力供給を実現し、保証期間もより長くなった

 ボッシュは7月1日より、輸入車用バッテリ技術の応用により耐久性と保証内容を拡大した、国産車のアイドリングストップ車用バッテリの最高モデル「ハイテック プレミアム プラス」を順次発売する。価格はオープン。

 燃費効率がよいといわれるアイドリングストップ車は、国交省のデータによると2010年以降急激に普及していて、2015年には普及率が約86%に到達。しかし、広く普及したアイドリングストップ車は、信号など停止・発進のたびに停止状態のエンジンを再始動させるため多くの電力を必要とするほか、センサー搭載によるクルマの電子化や電動スライドドアなどの電動化により停車中の消費電力も増加傾向にある。そこでボッシュは、特にこれからの行楽シーズンは冷房を使用した移動も増えるため、バッテリの耐久性は重要になると提言。

国交省のデータ

 今回発売されるハイテック プレミアム プラスは、輸入車用バッテリに採用している極板、スタンプルフレームを採用。さらにそのデザインに改良を加え、充放電能力と耐腐食性を向上させ、安定した電力供給をより長く供給する事を可能とした。

 そのため保証期間も「18か月または3万km」から「2年または4万km」と従来品より約35%拡大。これにより、今後冷房の使用や渋滞などによりクルマの消費電力の増える行楽シーズンのクルマ移動をより快適に安全にサポートするとしている。また、クルマの電力が不足するとアインドリングストップシステムが停止し燃費悪化につながるため、耐久性の高いバッテリは省燃費サポートにもつながるとしている。