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ナビタイム、AIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ「エアカム」のiOS版を提供開始 リアルタイム画像解析で安全運転を支援

2021年7月16日 発表

無料

AIを活用した走行中のアラート

楽しみながら使い続けられる仕組みも採用

 ナビタイムジャパンは7月16日より、AI(人工知能)とAR(拡張現実)を搭載したドライブレコーダーアプリ「AiRCAM(エアカム)」のiOS版の提供を開始した。iOS 14.0以上、iPhone 8以降であれば、無料で利用できる。

 エアカムは、交通事故や交通違反の削減を目的として開発されたドライブレコーダーアプリで、走行中は映像や走行データを記録するだけでなく、AIによるリアルタイムの画像解析で、危険や交通違反につながる運転に対して注意喚起を行ない、安全運転を支援してくれる。また、見落としがちな一時停止やオービス設置場所では、ARを活用した直観的な注意喚起で交通違反や速度超過を抑制する。

ARによる注意喚起

 さらに、安全で思いやりのある運転をAIでリアルタイムに判断し「HAPPY DRIVEポイント」を付与。ポイント貯めるとスピードくじに挑戦でき、ドライブの休憩も兼ねてコンビニで交換できる飲み物やお菓子などが当たるというサービスも提供。ドライバーが安全運転の価値を実感し、楽しんで続けられる仕組みにすることで、さらなる意識の向上をうながすとしている。

左から「マイページ画面」「HAPPY DRIVEポイント画面」「スピードくじ画面」

 通常のドライブレコーダーは画像を記録して運転後に備えるものだが、ナビタイムはドライブレコーダーのカメラが捉えているクルマの周囲の情報を使って、交通違反を防止し、事故を未然に防ぐことができると考え、エアカムを開発。AIを活用してドライブレコーダー映像から車間距離や車線、歩行者などを検知し、事前に警告することで、車間距離保持義務違反、横断歩行者等妨害等違反などの交通違反を減らし、交通事故の削減に貢献したいとしている。

 なお、iPadでは利用できないのでご注意いただきたい。また、Android OS向けは、2021年3月19日に提供を開始している。

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