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水素カローラ再び!  S耐第4戦オートポリスに参戦し5時間レースに挑戦

水素燃焼エンジンを搭載した水素カローラ(写真は富士24時間レース参戦時のもの)

 スーパー耐久第4戦オートポリスが7月31日~8月1日の2日間にわたってオートポリスインターナショナルレーシングコース(大分県日田市)で開催される。すでにエントリーリストが発表されており、ルーキーレーシングは28号車 ORC ROOKIE Racing GR SUPRAと、32号車 ORC ROOKIE Corolla H2 concept(水素燃焼エンジンを搭載したカローラ スポーツ)の2台をST-Qクラスにエントリーしている。

 この28号車 GRスープラと32号車 水素エンジン搭載カローラは、いずれも5月に富士スピードウェイで行なわれた富士24時間レースと同様の布陣。しかしながら24時間レースから2か月経過していることや、トヨタ自動車はレースを通じてルーキーレーシングと開発を行なっていくと発表していることから、なんらかのカイゼンが実施されていることが予想される。

 また、レースフォーマットが24時間耐久レースから、5時間耐久レースと約1/5になっていることから、スプリント(24時間に比べて)ならではの仕様も組み込まれているかもしれない。

 水素カローラが九州のレースに登場するのは初めて。しかも、今度は阿蘇高原に位置するオートポリスへの参戦。どのような水素供給体制を構築してくるのかも楽しみだ。

オートポリス戦は5時間の耐久レース。今回は夜間走行がないことや耐久性が確認できたことから、異なる仕様で登場するかもしれない(写真は富士24時間レース参戦時のもの)