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ルノー、「メガーヌ」のデザインと先進装備を刷新 1.3リッター直噴ターボエンジン搭載で価格は310万円から

2021年8月26日 発売

310万円~362万5000円

フロントまわりのデザインを刷新

 ルノー・ジャポンは8月26日、フレンチデザインをいっそう際立たせたデザインや豊富な装備を特徴とした新型「メガーヌ」を発売した。2種類のボディタイプが用意され、価格はハッチバックの「インテンス」が310万円、ステーションワゴンの「スポーツツアラー インテンス」が330万円。

 合わせて、発売を記念して、電動開閉式パノラミックルーフとレザーシートを装備した限定車を設定。「インテンス ファーストエディション」は342万5000円、「スポーツツアラー インテンス ファーストエディション」は362万5000円で、どちらも限定台数は限定10台。この限定車は8月26日~9月5日まで購入申し込みを受け付けていて、申し込みが販売台数を上まわった場合は抽選販売となる。

車種名エンジン変速機駆動方式価格
インテンス直列4気筒DOHC 1.3リッター直噴ターボ7速AT2WD(FF)3,100,000円
スポーツツアラー インテンス3,300,000円

10台限定ファーストエディション

車種名エンジン変速機駆動方式価格
インテンス ファーストエディション直列4気筒DOHC 1.3リッター直噴ターボ7速AT2WD(FF)3,425,000円
スポーツツアラー インテンス ファーストエディション3,625,000円
ハッチバック「インテンス」のボディサイズは、4395×1815×1485mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2670mm、車両重量は1320kg
ステーションワゴン「スポーツツアラー インテンス」のボディサイズは、4635×1815×1495mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2710mm、車両重量は1390kg

 新型メガーヌは、優雅さを増したデザインと爽快で力強い走り、充実の先進装備が特徴のモデル。新しくデザインされたフロントバンパーやフロントグリル、クロームパーツの採用などにより、洗練とモダンが融合したフレンチデザインが特徴のエクステリアデザインに優雅さが追加された。

 ボディカラーはメガーヌ専用色「キュイーヴル ソラールM」、メガーヌ スポーツツアラー専用色「グリ バルティックM」に加え、「ブルー コスモスM」「ルージュ フラムM」「ブラン ナクレM」「ブラン グラシエ」の6色を用意(ブラン グラシエのみ受注生産)。

 限定モデルのインテンス ファーストエディションはキュイーヴル ソラールMのみ、スポーツツアラー インテンス ファーストエディションはグリ バルティックMのみの設定となる。

メガーヌ(ハッチバックタイプ)の専用色「キュイーヴル ソラールM」
ブラン ナクレM
ブルー コスモスM
ルージュ フラムM

 LEDヘッドライトユニットには、最新のルノーモデルと同様の立体的なストライプや、ヘッドライトカバーにダイヤモンドのモチーフが組み込まれたものを採用し、豊かな表情と上品さを付与。また、新たにデザインされたフロントバンパーとフロントグリル、フロントエンド、フロントフェンダーに効果的に用いられているクロームパーツにより質感と優雅さが高められた。リアウインカーはシーケンシャルタイプとなり、アンテナはシャークアンテナを標準装備。ホイールは新デザインの18インチが採用された。

LEDヘッドライト&デイタイムランプ
リアウインカーはシーケンシャルタイプへ進化
クロームフィニッシャー付きリアバンパー
シャークアンテナを標準装備
新デザインの18インチアロイホイール‘HIGHTEK’
足下を照らすウェルカムライト

 ダッシュボード中央に配置される7インチ マルチメディア イージーリンクタッチスクリーンには、スマートフォンとのミラーリングを可能にするマルチメディアシステム「イージーリンク」を新たに採用。操作系もより使いやすく改良された。また、運転モードやインテリア照明(アンビエントライト)などをカスタマイズできるルノー・マルチセンスも、7インチ マルチメディア イージーリンクタッチスクリーンで操作可能とし、4つの運転モード(My Sense・Sport・Comfort・Eco)から好みの設定を選べる。

インテリア
後部席
ラゲッジスペース容量はメガーヌが473L(リアシート格納時1367L)、スポーツツアラーが580L(リアシート格納時1695L)
4つの運転モードを選択可能

正確なハンドリングと爽快で力強い走りを実現

 ルノー・日産・三菱アライアンスとダイムラーにより共同開発された直列4気筒DOHC 1.3リッター直噴ターボエンジンは、最高出力117kW(159PS)/5500rpm、最大トルク270Nm(27.5kgfm)/1800rpmを発生。低回転で最大トルクに達するため、低速から力強い余裕のある走りを実現し、最高出力を発生する5500rpmの高回転域まで伸びやかで爽快な加速が楽しめるとした。また、燃焼の効率化やシリンダーボア内部を鏡面仕上げにするボア・スプレー・コーティングにより、燃費性能も高められている。WLTCモード燃費はハッチバックが17.5km/L、ステーションワゴンが16.6km/L。

 組み合わされるトランスミッションは、スムーズな変速と高い効率が特徴の湿式多板デュアルクラッチ電子制御7速AT(7EDC)で、ギヤ比の最適化も実施。ルノー・スポールモデルへの使用を前提として開発された高剛性シャシーと、1.3リッター直噴ターボエンジンの組み合わせにより、正確なハンドリングと爽快で力強いドライビングを実現した。

1.3リッター直噴ターボエンジン

 先進の運転支援システムは、レーンデパーチャーワーニング(車線逸脱警報)、ブラインドスポットワーニング(後側方車両検知警報)、トラフィックサインレコグニション(交通標識認識)、セーフティディスタンスワーニング(前方車間距離警報)、オートハイ/ロービーム、パーキングセンサー(フロント、リア)+リアカメラに加え、新たにアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、ドライバー疲労検知アラート、後退時に車両後部に接近する車両を検知するリアクロストラフィックアラート、アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者検知機能付を採用し、いっそう安心感が高められている。

ドライバー疲労検知アラート
リアクロストラフィックアラート

 電動パーキングブレーキには、交差点の長い信号待ちなどでドライバーがブレーキペダルから足を離しても停止状態を保ち、アクセルペダルを踏むと自動的にブレーキを解除するオートホールド機能を装備。また、エアコンのコントロールは、直感的で操作しやすいダイヤル式を採用。乗員全員の快適なドライブ体験をサポートするため、後席エアダクトにUSBポートを2個装備した。

エアコンはダイヤル式を採用
後部席にもUSBポートを2個完備