ニュース
マクラーレン、新モデル「アルトゥーラ」「エルバ」「765LT スパイダー」をサロン・プリヴェで披露
2021年8月26日 15:45
- 2021年9月2日~9月5日 開催
新型3モデルを含む4台を一挙に展示
マクラーレン・オートモーティブは、9月2日~5日にかけてイギリスで開催されるサロン・プリヴェに、新型ハイパフォーマンス・ハイブリッドカーの「アルトゥーラ(Artura)」、オープントップ・スピードスター「エルバ(Elva)」のウィンドウスクリーンバージョン、「765LT スパイダー」の最新モデル3台に加え、「GT」の計4台を展示する。
サロン・プリヴェの舞台となるのは、イギリスの田園地帯の中心であるオックスフォードシャーにあるブレナム宮殿。美しい庭園を持ち、2006年の創設以来イギリスでも特に華やかなコンクール・デレガンスの1つとして知られている施設。
ブリティッシュ・モーターショーに登場したばかりの、エンバーオレンジのハイパフォーマンス・ハイブリッドスーパーカーのアルトゥーラは、マクラーレンが蓄積したロードカーとレーシングカーの知識と経験をすべて集結したモデル。まったく新しいマクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャ(MCLA)を採用し、バンク角120度のV型6気筒 3.0リッターツインターボエンジンと、それをアシストする最高出力95PSのアキシャルフラックス型Eモーターを搭載。乾燥重量は1498kg、最高出力680PS、最大トルク720Nmを発生し、0-200km/h加速は8.3秒、最高速300km/hの性能を誇る。EVモード走行の航続距離は最長30kmと日常的に使用できる設計にしたという。
オプションのウィンドウスクリーンを装着したエルバは、アルティメットシリーズのスピードスターで、ハンドルを握る喜びを徹底的に追求したモデル。展示されるのは鮮やかなサテン・ブルーの1台。
また、初登場となるのがアンビット・ブルーの765LT スパイダー。2020年に発表されてすでに完売した「765LT クーペ」に続き、今年の初夏に発表されたばかりの最新ロングテールモデル。わずか11秒で開閉する電動式の一体型リトラクタブル・ハード・トップを搭載しつつも、カーボンファイバー製のシャシーによりクーペの優れたダイナミクスを継承。その速さはマクラーレンの歴代スパイダーの中で最速となる。4本出しのエキゾーストが奏でるサウンドがキャビンを包み、強烈なドライビング・エクスペリエンスを体感できる1台。
マクラーレンGTは、マクラーレンのドライビング・エクスペリエンスをより幅広いユーザーに体感してもらうためのモデル。秀逸なデザイン、ゆったりとしたラゲッジスペース(マクラーレンとのコラボで誕生したトゥミのトラベルバッグがぴったり収まる)、ラグジュアリーな雰囲気のインテリアに、マクラーレンの驚異的なパフォーマンスと刺激的なダイナミクスが組み合わされる。
マクラーレンオートモーティブのヨーロッパ、中東、アフリカ担当マネージングディレクターであるブレット・ソーソー氏は「イギリスの自動車イベントの中でもハイライトであるサロン・プリヴェに再び参加できることを嬉しく思います。モダンなラグジュアリー・スーパーカーメイカーであるマクラーレンにとって完璧な舞台といえます。大切にされてきた新旧の名車の数々と並んで、私たちのスーパーカーがブレナム宮殿の美しい敷地を彩るのは、きっと見事な光景でしょう。会場でマクラーレンのオーナーやブランドを愛する方々とお目にかかれるのを楽しみにしています」と述べている。