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TRD、レクサス新型「ES」の走りを磨くアイテム「F SPORT PARTS（TRD）」
2021年8月27日 05:30
- 2021年8月26日より順次発売
- 価格3万5200円～95万9600円
空力性能のトータルバランスを高めたエアロパーツを開発
TRD（トヨタカスタマイジング＆ディベロップメント）は8月26日より、レクサス「ES」の一部改良にあわせ、レクサスブランド向けスポーツパーツ「F SPORT PARTS（TRD）」を順次発売する。エアロキットやホイール、マフラーなど全10アイテムで、価格は3万5200円～95万9600円。
ESでは“洗練されたスタイルで、美意識と機能美にこだわり抜いたスポーツパーツ”をキーワードに開発。シンプルでありつつ空力性能のトータルバランスを高めたエアロパーツと、性能にこだわりながらも純正然としたサウンドを醸しだすスポーツマフラーを設定。
フロントは、低い位置に風を流すことでベンチュリー効果を発生。フロントCL値（揚力）を減少させつつ、リアへ効率的に風を流すことでリアディフューザーの効果も促進。フロントの接地性向上により、効率的にタイヤの性能を発揮し、手応えのある操舵とそれに呼応する重厚な応答性を実現した。
サイドはリアタイヤに直接あたる風を減らしドラッグ（抵抗）を低減。また、フロア下の空気を引き抜くことでホイールベース間の圧力を低減させ、リアディフューザーの効果も促進させている。
さらに、流速が速く空力感度の高いミラーと窓ガラス間をチューニング。風切り音の発生源を乗員の耳元から遠ざけることで静粛性を向上させつつ、ウィング効果（翼断面形状）によりフロントの接地性を向上させた。リアはディフューザーフィンの整流効果によりフロア全体の流速を速めるのと同時に、リアフェンダー内に滞留した空気を効率的に引き抜くことでリアCL値（揚力）を減少。リアのしっかり感と横風による煽られも抑制する。
フロントスポイラー、サイドスカート、リアディフューザー、スポーツマフラーをセットにした「F SPORT PARTS（TRD）エアロダイナミクスパッケージ」も設定していて、価格は69万9600円（塗装済/BLACK EDITION）/67万9800円（素地）となっている。
また、レクサスの象徴的なモチーフであるアローヘッドのモノグラムによるスポーティさと、7万本を超える線から構成される精緻な柄を美しく調和したデザインの「ドアスイッチベース」を新たに追加。
そのほかにも、フロア下のメンバーをつなぐように装着することで、車両の操縦安定性と乗り心地を向上させるメンバーブレースも設定しているほか、車種専用開発を行なった軽量・高剛性の20インチ鍛造アルミホイールに新規設定色となる「ダイヤモンドグレーメタリックII」が追加された。
純正のボディカラーをより際立たせる黒塗装のエアロパーツ“BLACK EDITION”のツートーンスタイルも設定。どのボディカラーでも引き立つよう設計段階より吟味したデザインとなっている。
