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ラリージャパン2021、新型コロナで開催断念 実行委員会が公表

2021年9月7日 発表

 ラリージャパン2021実行委員会は9月7日、11月に予定していたFIA世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン2021」について、同大会の開催を断念したと発表した。

 開催断念は、新型コロナウイルス感染症による影響としていて、同実行委員会では、開催申請中の2022年大会へ引き続きの支援を呼びかけた。

 同実行委員会では「ラリージャパン2021実行委員会では、政府関係省庁・開催地自治体や、国際自動車連盟(FIA)・日本自動車連盟(JAF)・WRCプロモーター社・ラリージャパン競技主催者と長期に渡って開催に向けての調整を進めてまいりました。しかしながら、公道を使用し地域の皆様とともに一丸となって開催されるWRCの競技特性を考慮するとともに、この先の国内における感染状況は今なお予断を許さないことから、不本意ながらこの決定を下すに至りました。11年ぶりの日本での開催を心待ちにしていたファンならびに関係者の皆様におかれましては、申し訳ございませんが何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします」との声明を公式Webサイトに掲載している。

 また、ラリージャパン2021実行委員会会長の鈴木賢志氏は「フォーラムエイト・ラリージャパン2021が開催断念となり、楽しみにしていた皆様には大変申し訳なく思っております。また、開催実現に向けて尽力いただいていた皆様には、心より感謝申し上げます。このコロナ禍をなんとか克服し、2022年に日本の地でWRCが開催できるよう尽力して参ります」とコメントしている。