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WRC最終戦「ラリージャパン2021」まで残り4戦
2021年8月17日 05:45
- 2021年11月11日~14日 開催
2021年のWRC(FIA世界ラリー選手権)は第8戦ベルギーが終了し、11月11日~14日に日本の愛知岐阜で開催される最終戦「ラリージャパン2021」まで残り4戦となった。
第8戦終了時点、マニュファクチャラー選手権トップは、TOYOTA GAZOO Racing ワールドラリーチームで348ポイント、2位はヒュンダイ・シェル・モービス・ワールドラリーチームで307ポイント、3位はMスポーツ・フォード・ワールドラリーチームで135ポイント。
ドライバー選手権では、1位はセバスチャン・オジエ選手(トヨタ)の162ポイント。2位はエルフィン・エバンス選手(トヨタ)の124ポイント、3位にティエリー・ヌービル選手(ヒュンダイ)の124ポイントと続く。
WRCについては、2022年に向けてWRCマシンにハイブリッドシステムが導入される新規定「ラリー1」車両のテスト走行も開始されている。TOYOTA GAZOO Racing ワールドラリーチームが公開しているテスト車両の映像を確認すると、現行マシンとの違いで一番印象的なのは、リアセクションに大型のエアインテークを左右リアサイドに備えているところで、新たに搭載されたハイブリッドシステムを冷やすものとみられる。今シーズンの戦いと平行しながら行なわれる、新型車両の開発競争も見逃せない。
Our exciting new hybrid Rally1 car for 2022 was put through its paces in Portugal this week ⚡️
— Toyota GAZOO Racing WRT (@TGR_WRC)May 28, 2021
See it in action and hear all about it from our technical director Tom Fowler 👇#ToyotaGAZOORacing#PushingTheLimitsForBetter#WRCHybridpic.twitter.com/ElOXS8VNCa
一方、ラリージャパンに関する直近のニュースとしては、5月25日にタイトルパートナーに「フォーラムエイト」が決定し、新大会名称が「FIA世界ラリー選手権 フォーラムエイト・ラリージャパン2021」となった。また、トヨタ自動車(TOYOTA GAZOO Racing)がゴールドパートナー、デンソーがブロンズパートナーに決定したことも併せて発表されている。トヨタの地元、愛知での開催に、トヨタによるサプライズを期待せずにはいられない。
残りのレースを終えて、どのような展開で最終戦を迎えるのか? 日本で開催されるラリージャパン2021に、WRCマシンがやってくるのを楽しみに待ちたい。