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トヨタ、ダカールラリー新型参戦車両「ハイラックス（プロトタイプ）」を公開
2021年9月24日 12:03
- 2021年9月22日 発表
2022シーズンは4台体制で参戦
TOYOTA GAZOO Racingは9月22日、サウジアラビアを舞台に2022年1月2日にスタートを切る「ダカールラリー2022」の参戦体制を発表。2022年シーズンは4台体制で、新たなT1＋カテゴリーに参戦するために開発中の「ハイラックス（プロトタイプ）」も公開した。
2022年シーズンは、2021年に引き続き、ナッサー・アル-アティヤ選手/マシュー・ボーメル選手組をリーダーに、ジニエル・ド・ヴィリエール選手がデニス・マーフィ選手をナビゲーターに、そして、2回目のダカール挑戦となるヘンク・ラテガン選手/ブレット・カミングス選手組、シャミア・ヴァリアワ選手は新たに加わるダニー・スタッセン選手とのコンビという全4台。
また、TGRのダカールチームは、これまでのT1カテゴリーを拡張する形で設定されたT1＋カテゴリーに適合する、ダカール仕様のハイラックス（プロトタイプ）を開発。車両は、開発中のカーボンファイバーボディのままテストを行なっており、最終的なカラーリングは2021年終盤に発表される予定という。
このプロトタイプは、2019年にダカール制覇を成し遂げた、既存のハイラックスをベースにしているが、タイヤは32インチから37インチへと大径化すると共に、トレッドは245mmから320mmへと拡げられ、サスペンションストロークも280mmから350mmへ伸ばされるなど、シャシーまわりを大きく変更。
また、エンジンは新型「ランドクルーザー300 GR-S」へ搭載されるV型6気筒ターボエンジンベースに変更。市販状態で最高出力305kW（約415PS）/5200rpm、最大トルク650Nm/2000rpmを発生するが、ラリー仕様はチューニングによりさらに高出力化されるという。
