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トヨタと「うんこドリル」コラボ第2弾 自転車の交通安全を楽しく学べる「うんこ交通安全ドリル(自転車編)」
2021年9月21日 12:44
- 2021年9月21日 公開
自転車乗車中の事故を減らすため、子供視点で学べる教材
トヨタ・モビリティ基金と文響社は9月21日、ブリヂストンサイクルの協力のもと小学生が交通安全を楽しく学べる「うんこ交通安全ドリル(自転車編)」の冊子およびオンラインゲームを製作して公開した。
トヨタ・モビリティ基金は、交通安全の実現を重要な活動テーマに定め、高齢ドライバーや子供の事故防止を重点課題として解決に取り組んでいる一環で、小学生が交通安全を楽しく学ぶツールとして、子供に大人気のキャラクター「うんこ先生」を持つ文響社とともに「うんこ交通安全ドリル/オンラインゲーム・歩行者編」を製作。このドリルは4月から各地の自治体、教育委員会、自動車販売店などを通じて児童とその家庭に配布され、オンラインゲーム版も多くの人に活用されている。
今回の「うんこ交通安全ドリル/オンラインゲーム・自転車編」は、ブリヂストンサイクルの協力のもと、小学生の交通事故死傷者のうち、歩行中に次いで多い自転車乗用中の事故を減らすことを目的に製作。
自転車編では、自転車乗用時の基本的なルールに加え、自転車事故における2つの特徴(1.出合い頭事故の割合が高い、2.頭部損傷が致命傷になる)を踏まえ、危険な状況の発生を避ける方法などを、「うんこ先生」が伝えることで子供たちが自分事として考えやすい、子供視点で学べる教材となっている。
この冊子は、9月21~30日に実施される秋の全国交通安全運動に合わせ、要望のあった自治体や自動車販売店などの経由で配布されるとともに、一般でも広く利用できるようインターネット上でも公開されている。
「うんこ交通安全ドリル(自転車編)」概要
「うんこ交通安全ドリル(自転車編)」は、前回の「うんこ交通安全ドリル(歩行者編)」に続く第2弾。自転車の点検・整備ポイントの基本であるブレーキ、タイヤ、反射材、車体、ベルの頭文字をとった「ブ・タ・は・しゃ・べる」という合言葉から、今回の自転車編ではうんこタウンで暮らすブタのキャラクター「うんこぶた」が、おなじみのうんこ先生から自転車に乗るときのルールを学ぶストーリーとなっている。
ドリルの解答ページには、うんこ先生の教えとともに保護者に向けたメッセージを収録。分かっているようで意外と知らない自転車の交通ルールが親子で一緒に学べるようになっている。また、巻末には自転車に乗るときの8つのポイントを掲載し、自転車に乗るときに注意すべきポイントが一覧できるようになっているほか、最後のページまで進むとゲームの続きが楽しめる仕組みとなる。
オンラインゲームは全30問から10問をランダムに出題するクイズ形式。問題文や選択肢にところどころ「うんこ」というワードが登場しつつ、クスッと笑える設問で2択問題や4択問題、並び替え問題などにチャレンジ可能。自転車の交通事故でもっとも多い交差点での出合い頭の交通事故を防ぐための注意点や、自転車で歩道を走るときの注意点、自転車運転時のヘルメットの大切さなどを遊びながら学べる内容となっている。