フェラーリ、「ラ フェラーリ」向けの新延長保証プログラムとメンテナンスサービスを組み合わせた「LaFerrari Power」

「ラ フェラーリ」「ラ フェラーリ Aperta」向けに、新しい延長保証プログラムとメンテナンスサービスを組み合わせた「LaFerrari Power」の提供開始

　伊フェラーリは9月29日（現地時間）、「ラ フェラーリ」「ラ フェラーリ Aperta」オーナー向けに、新しい延長保証プログラムとメンテナンスサービスを組み合わせた「LaFerrari Power」の提供を開始した。限定生産モデルを対象とした今回のようなサービスは、フェラーリとして初めてという。

　ラ フェラーリは2013年のジュネーブ・モーターショーで公開された499台限定モデルで、ラ フェラーリ Apertaはそのオープントップ仕様。いずれもF1由来のハイブリッドシステム「HY-KERS」を搭載する。

　今回発表された「LaFerrari Power」は2年更新のプログラムで、基準に適合した車両であれば車両の製造年に関係なく、フェラーリ正規ディーラーで申し込みを行なうことが可能。「LaFerrari Power」に登録すると、HY-KERSシステムや高電圧バッテリーまで含めて延長保証の利用ができる。フェラーリが限定生産モデルにこうした延長保証サービスを導入するのは今回が初めて。

　また、「LaFerrari Power」には1年ごとの定期メンテナンスも含まれ、フェラーリの訓練を受けたテクニシャンが幅広い検査を実施し、最高の水準を保つという。

「LaFerrari Power」が誕生した2021年は、購入から7年にわたってすべての新車フェラーリに適用される定期メンテナンスプログラム「純正メンテナンス」が生まれてから、ちょうど10年にあたる。今回の新サービス導入も、ユーザーに最大の安心感を提供しようという強いコミットメントと、カスタマーサービスで業界全体に新たなスタンダードを打ち立て続けるフェラーリの姿勢を示しているとのこと。