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トライアンフ、新型アドベンチャー「TIGER SPORT 660」 3気筒エンジンをクラス初搭載

2021年10月5日 発表

Lucerne Blue/Sapphire Black:112万5000円

Graphite/Black:112万5000円

Korosi Red/Graphite:114万円

Tiger Sport 660

 トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは10月5日、新型「TIGER SPORT 660」を発表した。価格は、Lucerne Blue/Sapphire Blackが112万5000円、Graphite/Blackが112万5000円、Korosi Red/Graphiteが114万円。

 新型Tiger Sport 660は、ミドルウェイトアドベンチャースポーツのカテゴリーに導入する新モデル。2020年に発売された「トライデント660」と同様に、性能、仕様、所有コストの面でまったく新しいベンチマークとして設計。通勤、日常生活、ロングツーリングなど、まったく新しい世代のライダーをトライアンフブランドに引き込むために必要となる機能、パフォーマンス、ハンドリング、スタイルを兼ね備えたとしている。

Tiger Sport 660

 新型Tiger Sport 660には、カテゴリー初の3気筒660ccエンジンを搭載して、最高出力81PS/10250rpm、最大トルク64Nm/6250rpmを発生。エンジンマネージメントシステムとライドバイワイヤースロットルにより、正確でレスポンスのよいパワーデリバリーを実現するとともに、6速ギヤボックスのギヤ比の最適化により、日常での楽しくオールラウンドな走りを可能にするという。

 アドベンチャーモデルとして、タンク容量は17Lを確保して優れた航続距離を実現。エアロダイナミックスクリーンは片手で操作できる高さ調整機能を備える。また、目立たないように組み込まれたパニアマウントにより、専用のアクセサリーパニアケースを取り付け可能で、さらに52Lのトップボックスも用意されフルフェイスヘルメット2個を収納可能。パニアケースとトップボックスは、バイクに合わせてカラーを変更可能。

左右のパニアケースとツインヘルメットトップボックスを装着した新型Tiger Sport 660

 そのほか、新しい世代のライダーに向けて、ターンバイターン・ナビゲーション、GoProコントロール、電話や音楽の操作を可能にする、クラス初のTFTディスプレイ(多機能カラースクリーンインストルメントディスプレイ)を含めたライダーテクノロジーを搭載。すべての操作をスイッチギアで行ない、TFTスクリーンに分かりやすく表示することで、走行中にライダーが簡単に操作できるようにした。

 カラーバリエーションは、「Lucerne Blue/Sapphire Black」、「Korosi Red/Graphite」、「Graphite/Black」の3種類を用意。